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海外サッカー

メッシが語ったバルサ、去就、引退後、死、コロナ禍…「自分は指導者向きではない」「もしバルサを去るなら…」

THE DIGEST編集部

2020.12.28

メッシは自身を「指導者向きではない」と分析した。(C)Getty Images

メッシは自身を「指導者向きではない」と分析した。(C)Getty Images

 今夏、突然のバルセロナ退団表明でサッカー界を震撼させたリオネル・メッシ。その後、残留を決意して現在に至る33歳の天才が、スペインのテレビ局『ラ・セクスタ』でインタビューに応じ、様々な事象について語っている。

 最も気になるのは、今冬、もしくは今季終了後の去就だろう。恩師ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティやパリ・サンジェルマンへの移籍が噂されているが、これについて彼は、「今年中に決まることは何もない。シーズン終了まで待つ必要がある。今はタイトル獲得に集中し、他のことは考えない」と答えたが、退団が選択肢にあることは否定していない(スペインのスポーツ紙『MARCA』より)。

「どうなるか分からないが、もしバルサを去るなら、良い形で去りたい。そして、またこの街に戻ってきて、このクラブのために働きたい」

「アメリカのリーグ(MLS)を経験したいと言ってきたが、今ではない」という彼は、引退後のビジョンとして、「自分は指導者向きではないので、クラブのスポーツディレクター(SD)になって、選手を連れてきたい」と希望を明かしている。
 
 夏の騒動については、「バルサでのサイクルを終えることや変化が必要だと思った」と理由を挙げるが、全ての元凶とされるジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長に対しては「彼は数年間で何度も僕を騙した」「何度も辞任するよう要求した」と、強い不信感を示した。

 バルサ愛に変わりはなく、「レアル・マドリーやアトレティコに行くことは不可能」と断言するメッシ。そのアトレティコに新天地を求めた親友ルイス・スアレスとは「ほぼ毎日話す」そうであり、また関係性が注目されるアントワーヌ・グリエーズマンについては「彼との間に何の問題もない。飲み友だちでもあり、関係は良好だ」と噂を否定する。

 新監督のロナルド・クーマンを「とてもうまくやれている。彼と一生懸命に強化に取り組み、チームは成長している」と評価するが、「お金がないので、良い選手の獲得は難しい。ネイマールを連れてくることも」と、バルサが戦力補強では苦しんでいることを認めた。
 

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