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海外サッカー

「売却すれば元は取れそうだ」不遇の南野拓実に寄せられる厳しい声。専門メディアによる前半戦の評価も…

THE DIGEST編集部

2021.01.27

南野への評価は概ね厳しいものに。「これまでに、素晴らしい選手としての側面を見せている」と評価するメディアもあったが…。(C)Getty Images

南野への評価は概ね厳しいものに。「これまでに、素晴らしい選手としての側面を見せている」と評価するメディアもあったが…。(C)Getty Images

 プレミアリーグ第14節のクリスタル・パレス戦以降、リーグ戦では18節バーンリー戦での6分間の出場のみにとどまっている南野拓実。好パフォーマンスを披露した後から始まった“不遇”に、疑問を抱く者は少なくない。

 チームが深刻な不振に陥っていることもあり、ユルゲン・クロップ監督の采配に対しても不満の声が寄せられているが、一方で南野に対する風当たりも強くなっている。

 先日はリバプールOBのジェイミー・キャラガーや元アーセナルFWのイアン・ライトが、モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノによる前線トリオ「フロントスリー」のバックアップとしては働きと力が不足しており、現在負傷離脱中のディオゴ・ジョッタには遠く及ばないと酷評した。
 
 そして、スタメン入りが予想されていたFAカップ4回戦のマンチェスター・ユナイテッドでもベンチで90分間を過ごすと、リバプール専門記者のジェームズ・ピアース氏は総合スポーツメディア『The Athletic』で「南野は怪我をしていたわけではなく、ただクロップ監督から“見落とされた”だけだ。彼は練習でもっと、アピールする必要がある」と語っている。

 ファンの中にも、南野に対して「痺れを切らした」者がSNSで不満の声を挙げている。「クロップ体制下で最も役に立たない契約だった」「これ以上時間を無駄にしないためにも、彼を売るべきだ」「チームに何の価値も与えられていない。契約は間違いだった」などとかなり厳しい意見ばかりだが、なかには南野への酷評と併せて、「(ディボック・)オリギが起用されるということは、彼は練習では鬼のように頑張っているということか!? 試合では何もしていないが……」という、ベルギー代表FWにとっては“とばっちり”とも言える皮肉も含まれていた。
 

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