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スペイン代表不動のDFセルヒオ・ラモスが東京五輪への参加を熱望! エムバペとの対決も?

サッカーダイジェスト編集部

2019.10.10

東京五輪への参加を熱望しているというセルヒオ・ラモス。 (C) Getty Images

 スペイン紙『AS』によれば、レアル・マドリーで不動のDFとして君臨するセルヒオ・ラモスには新しい目標があり、それは2020年東京五輪で金メダルを獲得することだという。

「スペイン代表としてワールドカップ、EURO(欧州選手権)で2回、そしてチャンピオンズ・リーグで4回の王座。多くのタイトルを獲得したセルヒオ・ラモスは新たな金メダルを望んでいる。それは、東京五輪の金メダルだ。『EL MUNDO』によれば、彼は2020年の夏にEURO2020とオリンピック、ふたつの舞台でプレーする予定だという」

 五輪代表チームのベースは23歳以下の選手で構成されるが、オーバーエイジ枠で23歳以上の3人のプレーヤーの参加が許されている。スペインの世代別代表は、2016年にブラジルチームがネイマールの参加で見事金メダルを獲得した例から学び、ラモスが参加することで金メダルを獲得したいという思いがあるようだ。

「ラモスが五輪に参加する場合、R・マドリーに許可を得る必要がある。6月12日にEURO2020の本選が始まり、勝ち進めば1か月後の7月12日には決勝を迎える。そのわずか10日後に五輪が東京で始まり、8月8日に決勝を迎えることになるというハードスケジュールだ」
 
 数々のトロフィーを手にしたセルヒオ・ラモスが、未だ参加したことのないのがオリンピック。同紙は「ラモスは、新しい挑戦に胸を躍らせている」と報じ、強行スケジュールも承知の上で乗り気の様子だという。

 また、『AS』はパリ・サンジェルマンに所属するフランス代表FWキリアン・エムバペも東京五輪への参加を希望していることにも触れ、日本を舞台に白熱した戦いが繰り広げられるのでは、と予想されている。

 ラモスは、1992年に獲得して以来の金メダルを母国にもたらすことになるのだろうか。

構成●サッカーダイジェスト編集部