バルセロナは、10月6日に行なわれたラ・リーガ第8節で、セビージャにホームで4-0と快勝した。リオネル・メッシにも待望の今シーズン初得点が生まれ、首位レアル・マドリーとの勝点2差を保っている。
だが、手放しでは喜べないだろう。
終盤の73分、バルサはジャン=クレア・トディボが負傷で交代を余儀なくされ、ロナウド・アラウホを投入する。20歳の若者はこれがデビュー戦となった。
84分には、ジェラール・ピケがタッチを割ったボールを大きく蹴ってイエローカードをもらう。これでピケは累積警告により、次節エイバル戦に出場できなくなった。その翌節にマドリーとのクラシコを控えているだけに、意図的だったとの見方もある。
ただ、その後の事態はだれも予想していなかっただろう。87分、決定機を阻止したアラウホにレッドカードが出されたのだ。わずか13分で退場というほろ苦いデビューとなってしまった。
これにより、バルサはエイバル戦でトディボ、ピケ、アラウホを欠くことになる。サミュエル・ウンティティも負傷で不在のなか、エルネスト・バルベルデ監督はCBのやり繰りに頭を悩ませることになりそうだ。
加えて、アラウホの退場に抗議したウスマンヌ・デンベレも退場を命じられた。『ESPN』によると、マテウ・ラオス主審に「あんたはとても悪い」と言い放ったという。
これでデンベレもエイバル戦に出られなくなっただけでなく、続くクラシコにも出場できない恐れがある。主審への暴言による退場は、複数試合の出場停止処分が科される可能性が高いからだ。
『ESPN』によれば、バルベルデ監督は試合後、デンベレとは話していないとしたうえで、「不思議だね。彼に何を言えたのかは分からないが、長いフレーズなはずはない。分からないけど、私だって彼と(スペイン語で)話すのは大変だからね」とコメントした。
また、アラウホの退場について、指揮官は「主審が決めること」としたうえで、「私にはファウルに見えなかった。テレビ映像で見ても、非常に厳しい(判定)に見える」と、不満をうかがわせている。
公式戦4連勝と波に乗りつつあるバルサだが、次節、そしてクラシコへの影響が気になるところだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
だが、手放しでは喜べないだろう。
終盤の73分、バルサはジャン=クレア・トディボが負傷で交代を余儀なくされ、ロナウド・アラウホを投入する。20歳の若者はこれがデビュー戦となった。
84分には、ジェラール・ピケがタッチを割ったボールを大きく蹴ってイエローカードをもらう。これでピケは累積警告により、次節エイバル戦に出場できなくなった。その翌節にマドリーとのクラシコを控えているだけに、意図的だったとの見方もある。
ただ、その後の事態はだれも予想していなかっただろう。87分、決定機を阻止したアラウホにレッドカードが出されたのだ。わずか13分で退場というほろ苦いデビューとなってしまった。
これにより、バルサはエイバル戦でトディボ、ピケ、アラウホを欠くことになる。サミュエル・ウンティティも負傷で不在のなか、エルネスト・バルベルデ監督はCBのやり繰りに頭を悩ませることになりそうだ。
加えて、アラウホの退場に抗議したウスマンヌ・デンベレも退場を命じられた。『ESPN』によると、マテウ・ラオス主審に「あんたはとても悪い」と言い放ったという。
これでデンベレもエイバル戦に出られなくなっただけでなく、続くクラシコにも出場できない恐れがある。主審への暴言による退場は、複数試合の出場停止処分が科される可能性が高いからだ。
『ESPN』によれば、バルベルデ監督は試合後、デンベレとは話していないとしたうえで、「不思議だね。彼に何を言えたのかは分からないが、長いフレーズなはずはない。分からないけど、私だって彼と(スペイン語で)話すのは大変だからね」とコメントした。
また、アラウホの退場について、指揮官は「主審が決めること」としたうえで、「私にはファウルに見えなかった。テレビ映像で見ても、非常に厳しい(判定)に見える」と、不満をうかがわせている。
公式戦4連勝と波に乗りつつあるバルサだが、次節、そしてクラシコへの影響が気になるところだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部