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日本代表

序列低下に苦しむ久保建英に“自治体”のヘタフェは今も期待!日本での認知度アップにも満足

THE DIGEST編集部

2021.03.03

バレンシア戦では5分間のプレーにとどまった久保建英。(C)Getty Images

バレンシア戦では5分間のプレーにとどまった久保建英。(C)Getty Images

 ラ・リーガ第25節のバレンシア戦では、4戦連続のスタメン落ちで加入以来、最短となる5分間のプレーにとどまった久保建英。守備的サッカーに回帰したホセ・ボルダラス監督の下、チームが7試合ぶりの快勝(3-0)を収めたことも、19歳の日本人にとっては自身の立場を悪くするものとなってしまった。

 ビジャレアル時代よりも状況は悪化したとまでいわれる中で、所有元であるレアル・マドリーもこれを懸念していると多数の現地メディアが報じたが、スポーツ紙『AS』は、マドリーのレンタル選手の現状を伝える定期的な記事の中で、久保について「プレー時間の減少傾向が続いている」と綴った。

 同メディアは、わずかな出場時間の中で「4点目を生む可能性のあったシュートを放った」とポジティブな点も挙げているが、これがボルダラス監督に方針を変更させる可能性は非常に低いようで、同じスポーツ紙の『MARCA』も26節バジャドリー戦(6日)の予想スタメンから久保の名を外している。
 
 このように、久保については悲観的な見方が多数を締めている状況だが、その中でヘタフェの地元ラジオ局『Getafe Radio』は、まだこの日本の神童に対してポジティブな視点を保っているようだ。

 同メディアのサイトに上げられた記事では、マドリード州のムニシピオ(基礎自治体)のひとつであるヘタフェは、行政と民間が共同してスポーツ都市となるための取り組みを続けており、ベルギー・ブリュッセルの非営利団体「ACESヨーロッパ」が認定する「欧州スポーツの街」にも立候補している。
 

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