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海外サッカー

「偉大な存在へと飛躍する時が来た」久保建英の来季アーセナル行きに現地メディアが言及!本人はマドリー復帰へわずかな望みに懸けるとも

THE DIGEST編集部

2021.04.25

様々なメディアが久保のアーセナル行きをポジティブに捉えている。(C)Getty Images

様々なメディアが久保のアーセナル行きをポジティブに捉えている。(C)Getty Images

 ヘタフェの久保建英については、すでに来季の去就をめぐって様々な憶測や噂が浮上している。

 今季、所有元クラブであるレアル・マドリーからビジャレアルにレンタルされた久保は、しかしプレー機会を制限するウナイ・エメリ監督の方針が自身やマドリーの意向と相容れず、今冬にヘタフェにレンタル先を変更。そして、マドリードでも当初はホセ・ボルダラス監督に重用されるも、すぐに序列を下げることとなり、今季いっぱいの契約が延長される可能性はないと予想されている。

 となれば、久保が採るべき選択肢は、マドリーへの復帰、別のクラブでのレンタル継続、そして他クラブへの完全移籍の3つとなるが、2番目のレンタル継続説の中で現在、新たな行き先の候補として注目を集めているのが、イングランドのアーセナルだ。

 スペインの専門メディア『GOL DIGITAL』は、プレミアリーグの強豪クラブがこの19歳の日本人選手について調査中だと報道。「ヘタフェでの未来がない久保が、より大きな責任を持って偉大な存在へと飛躍する時が来た」と綴っている。
 
 同メディアは、「欧州で最もテクニックが豊富であり、またスキルだけでなく、ビジョン、スピード、そしてゴールも奪える、アタッカーで最高の選手のひとり」である久保が、ヘタフェでは期待通りの日々を送ることができなかったが、現在は「その進路を英国に向け、勝者としての地位を確立することを目指している」と報じた。

 アーセナルには現在、マドリーからマルティン・ウーデゴー、ダニ・セバージョスが今季までの期限付きで加入しており、ミケル・アルテタ監督も2人の残留を望んでいるとされ、そのための交渉を行なうとされているが、同時に“代役”として久保にも強い関心を示しており、ガナーズが「久保をヘタフェから連れ去る機会を逃すことはない」という。

 久保に対しては、昨夏、あるいは今冬にも移籍先候補として名前が挙がったベティスも熱視線を送っているといわれるが、同メディアは「イングランドにはより優れたツールがあり、選手が求めるより高いレベルでプレーできるというメリットがある」として、久保が海を渡る可能性を示唆する。
 
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