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東京五輪メンバー18名への“対戦3か国”の反応は!? メキシコ・メディアの選定した「警戒すべき5選手」は――

THE DIGEST編集部

2021.06.23

東京五輪メンバーでやはり注目される久保。各国メディアもその存在をクローズアップしている。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 6月22日、日本サッカー協会が東京オリンピックに臨む代表選手18名を発表。森保一監督は「全てのポジションで悩んだ」と明かし、「1戦1戦の勝利を届けて、最終的な成果である金メダルを獲得し、喜びを分かち合えるようにしたい」と抱負を語った。
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 オーバーエイジ(OA)枠3人を含む選ばれた精鋭については、国内でも様々な反応が見られたが、すでに日本とグループステージで対戦することが決定しているフランス、メキシコ、南アメリカも、ホストカントリーのメンバー発表を報道。本番に向けた分析なども行なっている。

 世界屈指のタレント集団で金メダルの有力候補のひとつであるフランスでは、スポーツ紙『L’EQUIPE』が「7月28日(最終節)にフランスと対戦する日本が、金メダル獲得を目標に設定」と報じ、森保監督の「金メダルを獲得するために最も可能性が高い選手を揃えた」というコメントを紹介。OA枠にも興味を示し、吉田麻也、遠藤航とともに選ばれた酒井宏樹については、「マルセイユを去ったばかりの」とつけることを忘れなかった。
 
 一方、日刊紙『Le Figaro』は他のメンバーにも触れ、「天才・久保建英と三苫薫の並びが日本の主な魅力となる」と記述。他には1968年メキシコシティ五輪での銅メダルが日本の最高成績であることを紹介し、「今夏はホームで栄光を味わえると確信している」と強調した後、「シルバン・リポール監督は、選手を解放したくない多くのクラブの抵抗に遭い、選手リスト作成に向けて最大の困難を迎えている」と、自国の五輪チームの現状にも言及している。

 続いて第2戦(25日)に対戦するメキシコでは、専門メディア『SOY FUTBOL』が「レアル・マドリーの久保建英がリードする日本が最終メンバーリストを発表。欧州でプレーする9人の選手が目立つ」と報じた他、「五輪は3度目の吉田、2度目の酒井、遠藤による経験も備わっている」と、OA枠の効果にも触れた。

 同じく専門メディアの『FUTBOL TOTAL』はより深く対戦相手を掘り下げ、「メキシコが対峙する日本の5人のスター」と題した記事において、久保、堂安律、吉田、冨安健洋、中山雄太という欧州でプレーする5選手を警戒すべき相手として取り上げた。また、互いに1試合を終えた後に対峙するこの一戦については、次ラウンド進出を決する大事な一戦になる可能性が高く、「活気に満ちたものとなるのは疑いない」と断言している。