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日本代表

「ギロチンの中にいる」日本男子の五輪初戦を英メディアが展望! コロナ陽性で困惑の南ア指揮官は“悲劇”を懸念

THE DIGEST編集部

2021.07.22

スペイン戦では主力組が躍動した森保ジャパン。南アフリカ戦に向けては海外メディアでも期待値が高まっている。(C)Getty Images

スペイン戦では主力組が躍動した森保ジャパン。南アフリカ戦に向けては海外メディアでも期待値が高まっている。(C)Getty Images

 東京オリンピックは7月23日の開会式に先立って、一部の競技がすでにスタート。22日には、男子サッカー競技が開幕し、日本は東京スタジアムで南アフリカと対戦する。
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 森保一監督の下で金メダルを目指す日本にとっては、強豪揃いのグループを突破するためにも、絶対に落とせない初戦。そのホスト国の動向には、海外メディアも注目しており、英国の専門サイト『Sports Mole』が両チームの現状を紹介するとともに、試合を展望している。

 まず、日本については「予選を免除された開催国のチームは、最も想像をかき立たせ、期待を抱かせるチームのひとつ。最近のテストマッチでは、A代表のジャマイカ相手に試合を支配して4-0の勝利を奪い、ホンジュラスにも3-1で勝って自信をつけた。そして優勝候補の一角であるスペインとも1-1で引き分け、ポジティブな状態で大会に臨める」と高く評した。
 
 また、陣容についても、「幅広い才能を揃えたチームであり、冨安健洋、板倉滉に加え、吉田麻也が合流したことにより、守備はさらに強化された。攻撃では堂安律や三好康児が攻撃のバリエーションを増やし、レアル・マドリーの希望である久保建英が輝きを放つことが期待される。また、吉田とともに、遠藤航、酒井宏樹もオーバーエイジ枠でチームに経験を加味した」と評価した。

 一方、2019年のU-23アフリカネーションズ・リーグで3位につけて東京行きのチケットを手にした南アフリカについては、「下馬評を覆して、今大会で最も手強い相手のひとつからポジティブな結果を得たいと考えている」として、実力的には日本に明らかに劣ると評価。さらに、コロナ検査でスタッフ1名とともに、DFジェームズ・モニャンと、MFカモヘロ・マーラツィが陽性を示したことで、さらなるハンデを背負うことになるとも指摘した。

 そして、「個々が高いクオリティーを誇り、ホームアドバンテージを持っていることで、トーナメントの上位へ進むためのポテンシャルを秘めている日本は、南アフリカを凌駕し、説得力のある勝利を収めて、力強いスタートを切る可能性は十分にある」と、同メディアは展望している。
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