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海外サッカー

メッシの“残酷な初得点”にペップも脱帽! 本人は本音をポロり「ゴールを決めるのに必死になっていた」

THE DIGEST編集部

2021.09.29

カットインからの左足という得意の形でゴラッソをねじ込んだメッシ。パリの30番が放った輝きに賛辞が相次いだ。(C)Getty Images

カットインからの左足という得意の形でゴラッソをねじ込んだメッシ。パリの30番が放った輝きに賛辞が相次いだ。(C)Getty Images

 現地時間9月28日、チャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ第2節が行なわれ、パリ・サンジェルマンは2-0でマンチェスター・シティを撃破。強敵を破ったフランスの雄は、グループAの首位に立った。

 クラブ・ブルージュとの初戦を引き分けていたパリSGがグループ最大のライバルを本拠地パルク・デ・プランスに迎えた一戦は、アウェーチームが長くボールを持つ展開となったが、ホームチームは開始8分にイドリサ・ゲイエがゴール右隅に突き刺して先制。そこからは厳しい時間帯が続いたものの、再三のピンチをCLデビューの新加入GKジャンルイジ・ドンナルンマらの身体を張った好守で耐えしのぐと、74分にトドメとなる1点が鮮やかな展開からもたらされた。

 キリアン・エムバペとのパス交換から、ペナルティーエリア手前で左足を振り抜いたのは、今夏の移籍市場の主役であり、34歳となった今なお世界最高の選手であり続けるリオネル・メッシだ。加入以来、ファンが待ち望んだ彼の初ゴールがついに生まれると、パリSGは残り時間でも集中力を切らさず、強敵相手にクリーンシートを達成して初勝利を飾った。
 
 試合後にメッシは、「昨季のCL決勝にも進出した、素晴らしい相手との試合だった。クラブ・ブルージュに引き分けた我々にとっては、この試合に勝つことは非常に重要なことだった」と語り、こう続けた。

「そんな試合でゴールが奪えて嬉しい。(パリSGでの)最初のゴールを決めるのに必死になっていたのは事実だ。最近はあまりプレーしておらず、パルク・デ・プランスでの試合もまだ2度目。今は少しずつ、チームに適応している最中であり、大事なのは勝ちながら、成長し続けていくことだ」

 待望の1点に両軍の指揮官も脱帽する。パリSGのマウリシオ・ポチェティーノ監督は、「通常はゴールを祝うようなことはしないものだが、今日はメッシのためにそれをした。これまでは、対戦相手として彼のゴールを何度も見てきたが、今回は同じチームでのゴール。本当に素晴らしい」とコメント。一方、バルセロナ時代の恩師であるマンチェスター・Cのジョセップ・グアルディオラ監督は「90分間、レオを抑えることは不可能だと知っている」と賛辞を贈った。
 
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