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海外サッカー

「指揮官にとっての“お守り”」 ELで勝利の立役者となった古橋享梧に現地メディアは軒並み最高評価!BBCは「最優秀選手」に選出

THE DIGEST編集部

2021.11.06

古橋は1ゴール1アシストで勝利に貢献した。(C)Getty Images

古橋は1ゴール1アシストで勝利に貢献した。(C)Getty Images

 現地時間11月4日、ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第4節が行なわれ、スコットランドのセルティックはハンガリーのフェレンツバロシュを3-2で下し、勝点を6に伸ばした。

 前節にホームで2-0と勝利した相手とのリターンマッチ、開始からわずか3分でリエル・アバダの横パスを受け、巧みなフェイントでマーカーをかわして冷静にゴールネットを揺らしたのが、CFの古橋享梧だった。今季の公式戦通算得点を11に伸ばした日本代表FWは、その後も効果的なプレーをし続けると、2-1で迎えた60分、今度はアバダに対して見事なスルーパスを通してアシスト返し。後にホームチームが1点を返したことで、これは貴重な決勝点をお膳立てする縦パスとなった。

 殊勲者のひとりとなった古橋は試合後、自身のSNSで「今日も応援ありがとうございました! アウェーでの勝利に貢献できて良かったです。まだ試合は続くので、次の試合に向けて良い準備をしていきます!」と投稿。そんな彼について、アンジェ・ポステコグルー監督は同じく見事なゴールを挙げたアバダ、ジョッタのFW2人と併せて「今夜、フロント3は素晴らしかった」と称賛するとともに、「他の選手たちも彼らのために形を作り、守備でもよく働いてくれていた」と、チームとしての勝利であることを強調した。
 
 現地メディアも、軒並みこの日本人選手のパフォーマンスを高評価。英国公共放送『BBC』は、決勝アシストについて「計算しつくされた素晴らしいパス」と称賛し、この試合の最優秀選手にも選出するとともに、「1ゴール1アシストという結果が、この日本人のセルティックでの重要性を表わしている」と綴った。また同メディアは、同カップで2試合連続得点中の古橋が、2006年のチャンピオンズ・リーグでのケニー・ミラー以来、欧州カップの最初の3試合で複数ゴールを挙げたセルティックの選手であることも紹介している。

 一方、スコットランドの日刊紙『THE SCOTSMAN』は「力強さと攻撃での創造性に溢れ、4年前にアンデルレヒトを3-0で下した時よりも印象深いチーム。その中で古橋はゴールととびきりのアシストで中心を担った」と評した。
 

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