日本代表

「最も危険だ」と指摘されたのは? ベトナム・メディアが日本代表の欧州組を警戒!「日本の槍をロックしなければならない」

THE DIGEST編集部

2021.11.06

遠藤(左)や南野(右)といった欧州組への警戒を強めるベトナム。そのなかでも「最も危険」と言われたのは――。(C)Getty Images

 去る11月4日、カタール・ワールドカップのアジア最終予選に挑むサッカー日本代表のメンバーが発表された。
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 ここまで4試合を終えてグループ4位につける日本にとって、この11月の代表シリーズは、予選突破に向けて大きなヤマ場となるアウェーでの連戦だ。今回選出された選手たちは、日本のサッカー・ファンからの大きな願いとともに、過酷な戦いに挑む。

 その森保ジャパンに対して、初戦の対戦国であるベトナムでは、警戒網が敷かれている。ベトナム・メディア『Thin Tha Thao.com』は、「日本の選手は強力。ベトナムはどのような準備が必要か?」と銘打った特集記事を掲載し、日本代表戦を展望した。
 
 同メディアは、今回の日本代表のメンバー選考について「クボという日本の『顔』がいない」と触れながらも、「ストライカーのミナミノ、フルハシ、ディフェンスのヨシダ、トミヤスは最も注意が必要」と列挙。とりわけ南野については「リバプールのストライカーが最も危険だ」とクローズアップし、「パク・ハンソ監督の軍隊(ベトナム代表)は日本の槍(南野)をロックさせなければならない」と警戒心を強めた。

 また、守勢に回る事が予想されるベトナム代表が、「中盤での攻防に重点を置くべきである」と同メディアは言及。そのうえで「エンドウからの創造的なパスで味方に得点の機会を与えている。我々はシュツットガルトのプレーヤーの動きを制限しなければならない」と、遠藤航の攻守におけるプレーが脅威であると強調。加えて「ペナルティーエリア付近でのファウルも最小限にとどめるべき」と守備時の継続的な集中力の必要性も説いた。

 日本代表は今予選で苦戦を強いられている状況とはいえ、アジアの中で突出した存在感に変わりはない。ゆえに今回が最終予選初参戦となるベトナム代表が敷くであろう堅固な守りを崩せるかが、勝点3への大きなカギとなりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部
 
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