サッカー日本代表の遠藤航は、ここまでのワールドカップ・アジア最終予選で、吉田麻也とともに5試合フル出場を続けている。二人とも夏の東京五輪にオーバーエイジとして全試合に出場するなど、日の丸を背負って八面六臂の活躍を続けている。
また遠藤はアジア最終予選で、中盤・前線の選手では唯一、途中交代なしでのプレーが続いている。試合途中で顔触れが変わるピッチ上、中盤を統率する攻守のキーマンとしても、遠藤の果たす役割の重さは想像に余りある。
もちろん、遠藤のプレーヤーとしての価値は所属クラブでも変わらない。今シーズン、シュツットガルトでは公式戦13試合中12試合に出場、うち11試合連続でフル出場と、数字を見てもその存在の大きさが分かる。
現在の遠藤の働きについて、ドイツメディア『ZVW』は、シュツットガルトのペレグリーノ・マタラッツォ監督の言葉を引用し、「並外れた仕事量」と称賛している。
同メディアは遠藤がキャプテンを勤めていることにも触れながら、「VfGのキャプテンにとって、2021年は公式戦(日本代表も含めた)40以上のゲームに出場している。年末のウインターブレイクまで50試合以上の経験を積むことになるだろう」として、1年を通しての試合数にも言及した。
また記事では、1977年から1982年まで同クラブで186試合出場したハンジ・ミュラー氏のコメントも掲載。「ここ数か月での彼がやったことはクレイジーだ」と、シュツットガルトでレジェンドとして知られる名ミッドフィルダーも、遠藤の貢献度には舌を巻いているようだ。
そしてクラブでの今後への懸念として「膨大な仕事量の中で、エンドウがどれだけ無傷でいられるかが勝負だろう。VfBはおそらく重要なポジションでの損失に対処できない」と記事を締め括っている。
遠藤のここまでの働きを振りかえれば、厳しい戦いが続く代表チームでも同じことが言える。それだけ、彼の存在感は際立っているということだ。ただ、同メディアは、シュツットガルト指揮官のこんな言葉も紹介している。
「エンドウは海外遠征で異常な緊張を強いられている」
構成●THE DIGEST編集部
また遠藤はアジア最終予選で、中盤・前線の選手では唯一、途中交代なしでのプレーが続いている。試合途中で顔触れが変わるピッチ上、中盤を統率する攻守のキーマンとしても、遠藤の果たす役割の重さは想像に余りある。
もちろん、遠藤のプレーヤーとしての価値は所属クラブでも変わらない。今シーズン、シュツットガルトでは公式戦13試合中12試合に出場、うち11試合連続でフル出場と、数字を見てもその存在の大きさが分かる。
現在の遠藤の働きについて、ドイツメディア『ZVW』は、シュツットガルトのペレグリーノ・マタラッツォ監督の言葉を引用し、「並外れた仕事量」と称賛している。
同メディアは遠藤がキャプテンを勤めていることにも触れながら、「VfGのキャプテンにとって、2021年は公式戦(日本代表も含めた)40以上のゲームに出場している。年末のウインターブレイクまで50試合以上の経験を積むことになるだろう」として、1年を通しての試合数にも言及した。
また記事では、1977年から1982年まで同クラブで186試合出場したハンジ・ミュラー氏のコメントも掲載。「ここ数か月での彼がやったことはクレイジーだ」と、シュツットガルトでレジェンドとして知られる名ミッドフィルダーも、遠藤の貢献度には舌を巻いているようだ。
そしてクラブでの今後への懸念として「膨大な仕事量の中で、エンドウがどれだけ無傷でいられるかが勝負だろう。VfBはおそらく重要なポジションでの損失に対処できない」と記事を締め括っている。
遠藤のここまでの働きを振りかえれば、厳しい戦いが続く代表チームでも同じことが言える。それだけ、彼の存在感は際立っているということだ。ただ、同メディアは、シュツットガルト指揮官のこんな言葉も紹介している。
「エンドウは海外遠征で異常な緊張を強いられている」
構成●THE DIGEST編集部