“サッカー王国”を代表するスターとしての苦悩だ。パリ・サンジェルマンに所属するブラジル代表FWネイマールが、米スポーツ専門局『ESPN』の取材で周囲から相次いでいる批判的な意見に対する本音を口にした。
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2009年に母国の名門サントスでプロキャリアをスタートさせて以来、ネイマールはブラジルを代表するクラッキとして一線級の活躍を続けてきた。その一方でピッチ外でのスキャンダルも絶えず。プレーとは関係ない批判を受ける時も少なくない。
来月5日に30歳となる当代屈指の名ドリブラーは、Netflixで配信がスタートする自身のドキュメンタリー番組「The Perfect Chaos」の公開を前に『ESPN』の取材に応じ、「俺のことを知っている人は、俺の人間性を分かってくれている。それが何よりも大事なんだと思う」と主張。そのうえで“プレッシャー”に対する想いを赤裸々に語った。
「俺のことを知らずに、俺の悪口しか言わないやつらもいる。でも、そういうやつらのことは脇にどけておく。本当の俺を知ってる人はほとんどいない。親友、家族、数人のチームメイトだけだ。でも、俺を嫌うやつらが俺のことを好きになってくれたらいいなとも思う」
16歳でプロキャリアをスタートさせ、「王様ペレの再来」とも謳われた。そんな偉才は、「完全なカオスさ。俺の人生はいつもそうだった」とし、「それでも俺は耐え抜いてきている。俺は自分が強い男だと思っている」と続けた。
「とても幸せな瞬間もあったけれど、多くの闇があった。でも、そのカオスのなかでも、完璧にいっている方だと思う。とてもいい人生を送れているからね」
さらに「倒れたり、崩れたりしないように、現実を直視して向き合わなければいけない」と語るネイマールは、そのキャリアで何よりも重視してきたものを明かしている。
「俺は相当なプレッシャーに対処しなければいけなかった。プレーしている場所、ブラジル人であること、それ以外にも多くのことから色んな重圧に苛まれてきた。それは今でも変わらない。でも、今の自分には強さがある。それを維持するためにかなりのハードワークをしなければならなかった。それを続けられるのは、俺の本当にいいところだと思う。自分がメンタルヘルスを重視してきた成果だ」
30歳の節目を迎える今年は、11月にカタール・ワールドカップも行なわれる。はたして、ネイマールは自身3度目となる檜舞台に上がれるのか。そのパフォーマンスから目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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2009年に母国の名門サントスでプロキャリアをスタートさせて以来、ネイマールはブラジルを代表するクラッキとして一線級の活躍を続けてきた。その一方でピッチ外でのスキャンダルも絶えず。プレーとは関係ない批判を受ける時も少なくない。
来月5日に30歳となる当代屈指の名ドリブラーは、Netflixで配信がスタートする自身のドキュメンタリー番組「The Perfect Chaos」の公開を前に『ESPN』の取材に応じ、「俺のことを知っている人は、俺の人間性を分かってくれている。それが何よりも大事なんだと思う」と主張。そのうえで“プレッシャー”に対する想いを赤裸々に語った。
「俺のことを知らずに、俺の悪口しか言わないやつらもいる。でも、そういうやつらのことは脇にどけておく。本当の俺を知ってる人はほとんどいない。親友、家族、数人のチームメイトだけだ。でも、俺を嫌うやつらが俺のことを好きになってくれたらいいなとも思う」
16歳でプロキャリアをスタートさせ、「王様ペレの再来」とも謳われた。そんな偉才は、「完全なカオスさ。俺の人生はいつもそうだった」とし、「それでも俺は耐え抜いてきている。俺は自分が強い男だと思っている」と続けた。
「とても幸せな瞬間もあったけれど、多くの闇があった。でも、そのカオスのなかでも、完璧にいっている方だと思う。とてもいい人生を送れているからね」
さらに「倒れたり、崩れたりしないように、現実を直視して向き合わなければいけない」と語るネイマールは、そのキャリアで何よりも重視してきたものを明かしている。
「俺は相当なプレッシャーに対処しなければいけなかった。プレーしている場所、ブラジル人であること、それ以外にも多くのことから色んな重圧に苛まれてきた。それは今でも変わらない。でも、今の自分には強さがある。それを維持するためにかなりのハードワークをしなければならなかった。それを続けられるのは、俺の本当にいいところだと思う。自分がメンタルヘルスを重視してきた成果だ」
30歳の節目を迎える今年は、11月にカタール・ワールドカップも行なわれる。はたして、ネイマールは自身3度目となる檜舞台に上がれるのか。そのパフォーマンスから目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部