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日本代表

「サラーでもマネでもなく、ミナミノだ」CL決勝出番なしも二冠の功労者・南野拓実に賛辞続々! 注目度が高まる去就の行方は?

THE DIGEST編集部

2022.05.30

リーグカップとFAカップの二冠獲得に貢献した南野。果たして、来期に向けた去就の行方は? (C) Getty Images

リーグカップとFAカップの二冠獲得に貢献した南野。果たして、来期に向けた去就の行方は? (C) Getty Images

 現地時間5月28日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝、リバプールはレアル・マドリーを序盤から攻め込み、相手の3本に対し、23本ものシュートを浴びせたが、守護神ティボー・クルトワの神懸かり的なセーブの数々にゴールを奪えず、逆に唯一の枠内シュートをヴィニシウス・ジュニオールに決められて敗北。3シーズンぶり7度目の欧州制覇は成らなかった。
【動画】南野拓実の2021-22シーズン全ゴール&プレー集!
 ユルゲン・クロップ監督は「マドリーはゴールを決めたが、我々は決められなかった。これはサッカーにおいては最も説明するのが簡単なことだが、一方で難しく、厳しいものだ。GKが試合の最優秀選手になるということは、相手チームにとっては何かが上手くいかなかったということだ」と語り、相手の守備の良さと、自チームの決定力のなさを指摘している。

 この試合でドイツ人指揮官は、FWにモハメド・サラー、サディオ・マネ、ルイス・ディアスをスタメン起用し、後半途中にディオゴ・ジョッタ、ロベルト・フィルミーノを投入。日本人選手としては2011-12シーズンの宇佐美貴史(バイエルン)以来となるCL決勝でのベンチ入りを果たしていた南野拓実には残念ながら声はかからず、08-09シーズンのパク・チソン(マンチェスター・ユナイテッド)、18-19シーズンのソン・フンミン(トッテナム)に次ぐアジア人選手3人目のプレーは実現しなかった。

 こうして、南野は全公式戦22試合出場・10得点という記録を残して今季を終了することとなったが、カラバオ・カップでは4得点、FAカップでは3得点で、いずれもチームのトップスコアラーとなり、結果的にリバプールの今季の獲得タイトルがこの2つだったことから、SNSでは改めて南野に対する称賛の声が多く寄せられている。

「リバプールのプレイヤー・オブ・ザ・イヤーは南野だ。彼がいなければ、今季のリバプールはトロフィーなしで終わっていた」
「言えるのは、南野がプレーしなければ、リバプールにタイトルはなかった」
「タキがリバプールに2つのトロフィーを運んできた」
「今季、2冠に導いてくれた南野に、これまで以上に感謝している。アリガトウ、タキ」
「リバプールにトロフィーをもたらしたのは、サラーでもなく、マネでもなく、ミナミノだ」
 
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