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海外サッカー

久保建英の去就問題は今週中に決着と現地報道! いまだ獲得狙うソシエダに対してマドリーの新たな要求は!?

THE DIGEST編集部

2022.07.13

去就が注目される久保。果たしてソシエダへの完全移籍となるのか? 写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部/JMPA代表撮影)

去就が注目される久保。果たしてソシエダへの完全移籍となるのか? 写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部/JMPA代表撮影)

 新シーズンの去就がいまだ決定していない久保建英は現在、始動した所有元クラブのレアル・マドリーでトレーニングに参加している。

 EU圏外枠がブラジル人選手3人によって占められている現状で、このままマドリーの一員としてシーズンを迎える可能性はない21歳の日本人選手には、レアル・ソシエダ、バジャドリー、オサスナ、そしてマジョルカという新天地候補の名前が挙がっているという。

【関連記事】ソシエダは久保建英の獲得を諦めていない!? 会長の補強継続宣言に地元メディアは「クボは最も条件に適合する」と訴え

 この中で、久保側が求める「欧州カップ戦出場」を叶えることができるのはソシエダだけ。イマノル・アルグアシル監督の下で攻撃的サッカーを確立させ、近年は安定してラ・リーガでも上位を確保しているバスクのチームは、久保の力を引き出せるという点でもうってつけの環境であるという見方は多いが、同クラブがレンタルではなく、完全移籍での獲得を望んでいることが、レンタル継続を基本とするマドリーとの交渉を難しくしている。

 すでに、ソシエダはセルタからブライス・メンデス、フランスのアンジェからモハメド=アリ・チョというアタッカーを獲得したことで、久保からは撤退したという報道もあったが、後にホキン・アペリバイ会長が補強の継続を明言し、現地の複数メディアはその対象に変わらず久保が入っていると報じた。

 そして、サッカー専門サイト『TODOFICHAJES.com』は、ソシエダが久保の獲得を諦めていないが、完全移籍のための資金は1000万ユーロ(約13億円)が上限であるという(ドイツの移籍専門サイト『TransferMarkt』が算出した久保の市場価格は750万ユーロ=10億円弱である)。

 これに対し、マドリーは1500万ユーロ(20億円弱)未満でのオファーを受け付けないということだが、マルコ・アセンシオ、マリアーノ・ディアスらFW陣の退団が濃厚な首都のクラブはソシエダのアレクサンデル・イサクに興味を示し、最近の交渉ではこのスウェーデン代表FWを差し出すことを条件に入れてきたと、同メディアは報じている。
 
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