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海外サッカー

「代表チームのキャプテンは5失点に関与した」1‐6大敗でシビアな視線に晒される吉田麻也。現地メディアが精彩を欠いたプレーに言及

THE DIGEST編集部

2022.09.01

ウニオン・ベルリン戦で大量失点に絡んでしまった吉田。今後のゲームで巻き返せるか。(C) Getty Images

ウニオン・ベルリン戦で大量失点に絡んでしまった吉田。今後のゲームで巻き返せるか。(C) Getty Images

 今季よりブンデスリーガのシャルケ04でプレーする吉田麻也はここまで開幕から4試合、フル出場を続けているものの、チームは2分け2敗と未だに白星を挙げられていない。3試合で複数失点を喫していることからも、新戦力の日本人センターバックは厳しい視線に晒されている。

 特に、前節のウニオン・ベルリン戦での1対6の大敗は、吉田の立場を大きく揺るがしかねない結果となってしまった。
【動画】吉田麻也が所属するシャルケが1‐6の大敗… ウニオン・ベルリン戦のハイライトをチェック
 開始早々の6分にコーナーキックから先制点を許し、PKで同点に追いついた後の36分、敵陣からのゴールキックを吉田が跳ね返そうとするも相手FWのジョルダン・シエバチュに競り負け転倒。ボールを繋がれると、最後はシェラルド・ベッカーのミドルシュートで勝ち越されてしまう。

 また、1対4とリードを広げられた87分には、シャルケ最終ラインの裏に抜け出したスベン・ミケルを捕まえきれず、5失点目。さらに91分、またも相手のロングボールに対し反応が遅れてしまい、再びベッカーにボールが渡りゴールを決められることとなった。

 最後の砦として身体を張ることが求められるポジションにおいて、明らかに精彩を欠いていたベルリン戦のプレーについて、現地メディア『schalketotal.de』でもシビアなコメントが記されている。

 同メディアは「マヤ・ヨシダは、長いキャリアの中ですでに多くのことを経験している。34歳の日本人は国際試合119キャップを持ち、オランダ、イングランド、イタリアでプレーした経験がある」として吉田の経歴を称えつつも「しかし、先週土曜日の1.FCウニオン・ベルリン戦のような1対6のホームでの敗北は、彼でさえあまり経験したことのないものだ」と綴り、以下のように振り返っている。

「シャルケの守備陣には一貫性が欠けていた。ヨシダ自身も、散々な出来だった。代表チームのキャプテンは5失点に関与している。ポジショニングを誤ることが多く、また精神的にも肉体的にもベルリンの選手のペースに対応することができなかった」

 また記事では「フランク・クラマー監督のマッチプランを信じることがとても重要であるものの、S04の監督自身は、すでに一部のシャルケ関係者から批判されている」として、チーム内で不協和音が生じているとも伝えている。

 他にも吉田自身による「この結果から正しい結論を導き出すべき」とのコメントも紹介されている。個人、チームとも泥沼に陥りかねない現状を打破することはできるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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