海外サッカー

ロナウド&メッシの両雄がカタールW杯で達成可能な数々の「大記録」。伯メディアは今季絶好調の自国エースに期待!

THE DIGEST編集部

2022.09.02

カタールW杯に臨むスーパースターたちのプレーにも注目したい。写真は、左からネイマール、メッシ、C・ロナウド。(C) Getty Images

 11月のカタール・ワールドカップ開幕に向け、出場各国の大会用ユニホームが続々発表されるなど、開幕に向けて気運が高まりつつある。

 そんな中で、大会を彩るであろうスター選手への興味や注目度も上昇しているが、ブラジルの総合メディア『globo』は、ポルトガル代表の大エースであるクリスチアーノ・ロナウドが、「5回目のW杯でペレの記録を超えるかもしれない」と、今冬の中東で大偉業を達成する可能性に言及した。
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 今季、所属するマンチェスター・ユナイテッドではやや微妙な立場に置かれている37歳は、しかし母国の代表チームにおいては、今なお不可欠な偉大な存在であり、2006年ドイツ大会から、10年南アフリカ大会、14年ブラジル大会、18年ロシア大会を経て、11月には自身5度目のW杯に臨み、その豊富な経験をチームに還元することが期待されている。

 そして、稀代のストライカーはカタール大会で、ブラジルの「王様」ペレの記録を抜けるかどうかが注目される。ペレは衝撃的なデビューを飾った58年スウェーデン大会で6ゴールを挙げたのを皮切りに、62年チリ大会で1ゴール、66年イングランド大会でも1ゴール、そして70年メキシコ大会では4ゴールを挙げたが、C・ロナウドも06年大会から14年大会まで各1ゴール、そして18年大会は4ゴールと、得点を積み重ねてきた。

 現在は4大会連続得点で並んでいる両雄だが、いよいよC・ロナウドが新たな歴史を創成する可能性は十分にあると言えよう。彼が過去に4人しか達成していない5大会出場を果たし、ゴールネットを揺らせるかが注目されるが、『globo』は「2016年に初めてEUR0を制した彼の今の使命は、ジョアン・フェリックス、ディオゴ・ジョッタ、ブルーノ・フェルナンデス、ベルナルド・シルバといったタレントとともに、前例のないタイトル獲得を果たすことだ」と、彼にはより大事な仕事が控えていることも指摘した。
 
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メッシも多くの“勲章”を獲得する可能性。さらにブラジルの英雄は過去最高の状態で…