現地時間9月11日、ラ・リーガ第5節が行なわれ、レアル・ソシエダは1対2でヘタフェに敗れ、今季2敗目を喫した。
オールド・トラフォードで勝利を挙げたヨーロッパリーグのマンチェスター・ユナイテッド戦から3日後のアウェーマッチ、バスクのクラブは守勢に立たされ、序盤に早くもPKを献上。これはGKアレックス・レミロの好守でしのいだが、流れが変わらないまま前半アディショナルタイムにフリーキックで先制を許し、さらに後半開始3分で加点される。その2分後に交代出場のブライス・メンデスによるヘッドで1点を返すが、これ以上の反撃は叶わなかった。
マンU戦で高評価を得た久保建英はこの試合でもスタメン入り。トップ下でプレーしたが、孤立することが多いことでボールに触れる回数は少なく、ドリブルで仕掛けても封じられ、ボールを失う場面が何度も見られた。効果的な動きが少ない背番号14に対し、イマノル・アルグアシル監督は45分間での交代を命じている。
現地メディアの報道を見ると、マドリードのスポーツ『MARCA』は3点満点の採点で他のほとんどのチームメイトと同様に「1」の厳しい評価。試合実況の記事でも、古巣から厳しい守備を受ける様がたびたび綴られた。
一方の『AS』紙は「日本人選手にとって、ラ・レアルにおける最初の“キズ”となった。全てが上手くいかなかった。彼にとっては難しい時間となり、ライン間でプレーに絡めず、また攻撃に貢献することもできなかったことで、ハーフタイムで交代を強いられた」と、久保について記述。それ以外での言及が非常に少なかったのが、彼の存在感の薄さの表われと言えるかもしれない。
続いてバルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、「全体的に取るに足らないパフォーマンス」と酷評し、また「右サイドバックのアレックス・ソラのクロスに合わせようとして走り込み、つまずいたような形で、奇妙な体勢で飛んだ」と、42分にペナルティーエリア内で倒れた場面(ノーファウルの判定)に言及し、久保のことを「スカイダイバー」と称している。
バスクの地元紙『noticias de Gipuzkoa』は10点満点の採点で及第点に満たない「5」止まり(最高はミケル・メリノの「6」)。寸評では「(古巣である)ヘタフェにリターンした久保にとって、彼の午後ではなかった。彼は多くのドリブルを仕掛けたが、そのパスは正確性に欠けた」と指摘した。
【マンU戦 動画】久保建英の鮮やかなピンポイントクロス&2人抜きからのシルバへのパスでPK奪取! また同メディアは、別の記事で「もっと長くプレーすると見られていた日本人選手だが、彼には明らかに、後半はプレーする価値がなかった。パフォーマンスは改善されたものの、それは勝ち点をチームにもたらすには十分ではなかった」と、こちらはかなり厳しい内容を綴っている。
最後に、サッカー専門サイト『El Desmarque』も採点では「5」を与え、「彼は頑張ったものの、上手くいかなかった。クオリティーに欠けた試合。ハーフタイムで交代を余儀なくされた」とネガティブな寸評となった。
なおこの試合では、今夏に緊急加入したウマル・サディクが右ひざの前十字靱帯断裂で長期戦線離脱(全治6~9か月)を余儀なくされるという、ショッキングなアクシデントにも見舞われたソシエダ。彼との連携が期待されていた久保に対しても、これがいかなる影響を与えるかが気になるところである。
構成●THE DIGEST編集部
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オールド・トラフォードで勝利を挙げたヨーロッパリーグのマンチェスター・ユナイテッド戦から3日後のアウェーマッチ、バスクのクラブは守勢に立たされ、序盤に早くもPKを献上。これはGKアレックス・レミロの好守でしのいだが、流れが変わらないまま前半アディショナルタイムにフリーキックで先制を許し、さらに後半開始3分で加点される。その2分後に交代出場のブライス・メンデスによるヘッドで1点を返すが、これ以上の反撃は叶わなかった。
マンU戦で高評価を得た久保建英はこの試合でもスタメン入り。トップ下でプレーしたが、孤立することが多いことでボールに触れる回数は少なく、ドリブルで仕掛けても封じられ、ボールを失う場面が何度も見られた。効果的な動きが少ない背番号14に対し、イマノル・アルグアシル監督は45分間での交代を命じている。
現地メディアの報道を見ると、マドリードのスポーツ『MARCA』は3点満点の採点で他のほとんどのチームメイトと同様に「1」の厳しい評価。試合実況の記事でも、古巣から厳しい守備を受ける様がたびたび綴られた。
一方の『AS』紙は「日本人選手にとって、ラ・レアルにおける最初の“キズ”となった。全てが上手くいかなかった。彼にとっては難しい時間となり、ライン間でプレーに絡めず、また攻撃に貢献することもできなかったことで、ハーフタイムで交代を強いられた」と、久保について記述。それ以外での言及が非常に少なかったのが、彼の存在感の薄さの表われと言えるかもしれない。
続いてバルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、「全体的に取るに足らないパフォーマンス」と酷評し、また「右サイドバックのアレックス・ソラのクロスに合わせようとして走り込み、つまずいたような形で、奇妙な体勢で飛んだ」と、42分にペナルティーエリア内で倒れた場面(ノーファウルの判定)に言及し、久保のことを「スカイダイバー」と称している。
バスクの地元紙『noticias de Gipuzkoa』は10点満点の採点で及第点に満たない「5」止まり(最高はミケル・メリノの「6」)。寸評では「(古巣である)ヘタフェにリターンした久保にとって、彼の午後ではなかった。彼は多くのドリブルを仕掛けたが、そのパスは正確性に欠けた」と指摘した。
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最後に、サッカー専門サイト『El Desmarque』も採点では「5」を与え、「彼は頑張ったものの、上手くいかなかった。クオリティーに欠けた試合。ハーフタイムで交代を余儀なくされた」とネガティブな寸評となった。
なおこの試合では、今夏に緊急加入したウマル・サディクが右ひざの前十字靱帯断裂で長期戦線離脱(全治6~9か月)を余儀なくされるという、ショッキングなアクシデントにも見舞われたソシエダ。彼との連携が期待されていた久保に対しても、これがいかなる影響を与えるかが気になるところである。
構成●THE DIGEST編集部
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