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海外サッカー

サラーを封じ込んだ冨安健洋に国内外メディアから賛辞続々! 「スペクタクルなプレー」「誰が相手でも関係なし!」

THE DIGEST編集部

2022.10.11

リバプール戦で相手エースのサラーを封じた冨安。アーセナルの守備を支えた。(C) Getty Images

リバプール戦で相手エースのサラーを封じた冨安。アーセナルの守備を支えた。(C) Getty Images

 現地時間10月9日、プレミアリーグ第10節が行なわれ、アーセナルは3-2でリバプールを下し、リーグ3連勝、公式戦では5連勝を飾った。

 首位を走る「ガナーズ」が今季は不調のリバプールを本拠地エミレーツに迎えた一戦。開始1分でマルティン・ウーデゴーの完璧なスルーパスで抜け出したガブリエウ・マルチネッリがダイレクトで決めてホームチームが先制するが、34分に追いつかれる。前半アディショナルタイムでマルチネッリのクロスを逆サイドのブカヨ・サカが詰めて突き放すも、53分に再び失点。しかし、76分にガブリエウ・ジェズスが蹴られて得たPKをサカが決め、これが決勝点となった。

【画像】アーセナルが最多デュエル勝利の冨安健洋を称賛!
 点の取り合いを制して勝負強さを見せつけたアーセナルにおいて、冨安健洋は2試合連続、今季3試合目のスタメン入り。3日前のヨーロッパリーグ(EL)のボデ・グリムト戦ではキーラン・ティアニーからベン・ホワイトへの交代を受け、試合途中に右SBから左SBにポジションチェンジして見事に対応し切ったが、今回は左サイドで90分間を過ごし、安定したプレーを維持し、対面するモハメド・サラーを封じ込めてみせた。

 試合後、ミケル・アルテタ監督から「非常に良かった。我々が望んでいた通りのことを、まさに彼はやってくれた。サラーに対してのプレーを頭の中で考えることと、実際にやってみせることは別の話だ。彼は信じられないほどに良くやってくれた。とりわけ、木曜日(EL)にプレーしたこと、過去数週間の状況を考えれば、だ」と賛辞を贈られた冨安は、自身のSNSで「大きな勝点3。よくやった!」と勝利の喜びを表わしている。

 長く怪我に苦しみ、ベンチに座る時間が長かったものの、ようやく90分間プレーし続けられるようになった日本人選手について、現地メディアの評価を見ると、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』では10点満点の採点で、チームでは3番目タイ、守備陣では最高タイとなる「7」、英国公共放送『BBC』の視聴者による採点では6番目となる「7.46」が与えられた。
 
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