日刊紙『Evening Standard』の採点はサカ、マルチネッリ（ともに「９」）に次ぐ「８」で、寸評では「左SBでの先発出場は驚きだったが、日本代表選手は本当にうまくプレー。サラーを沈黙させ、残り20分の時点で交代に追い込んだ」とポジティブに評している。
 
「７」の採点を提示した『EXPRESS』紙は「サラーとの最初の競争で力強さを見せた。終始、冷静な守備を維持し、堅実なプレーで起用の正当性を示した」、『THE Sun』紙は「８」の高採点で「サラーにゴールの臭いを嗅がせることなく、ティアニーに代えてこの日本人選手をスタメン入りさせたアルテタ監督の大胆な起用を正当化した」と、それぞれ綴った。

　サッカー専門サイト『90min』の採点は「６」に止まり、寸評では「サラーを止めてチームに貢献。彼をスピードダウンさせたが、何よりもエジプト人選手の勢いが欠けていたことが幸運だった」と指摘。また、地元ロンドンのサッカー専門サイト『football.london』は「前半はリバプールの堅実な右サイドでの攻撃を止めるのに苦労したが、両脚でプレーできることがビルドアップ時に相手のプレスを避けるのに役立った」として、こちらも「６」を与えている。

　また、この一戦は海外メディアも注目しており、米国の大手放送局のスポーツ専門サイト『CBS SPORTS』はサカに次ぐ２番目の採点となる「８」で、「効果的な攻撃参加、サラーに対峙する際の力強さと、スペクタクルなプレーで、誰が相手になっても関係なかった」と絶賛。一方、スポーツ専門チャンネル『ESPN』の採点は、チーム３番目となる「７」だった。

構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「凄いヤツ」「魔法使い」１G１Aの久保建英にスペイン各地から絶賛の嵐！ ノルウェー代表FWとの好連係は「何年も一緒にいたかのよう」

【関連記事】スペイン各紙が久保建英にチーム最高評価！ リーガ100試合目を白星で飾り本人は「ベリーグッドな試合！」と歓喜の投稿

【関連記事】「クボはソシエダで重要な役割を担っている」久保建英の好調ぶりに海外メディアも太鼓判！「自分を生かす理想的な状況を見つけた」と指摘