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海外サッカー

採点は守備陣最高から単独最低まで…リーズ戦の冨安健洋に現地メディアの評価は二分「良い仕事をした」「自信がないように見えた」

THE DIGEST編集部

2022.10.18

4連勝を飾ったアーセナルだが、冨安への評価は賛否分かれるところとなった。(C) Getty Images

4連勝を飾ったアーセナルだが、冨安への評価は賛否分かれるところとなった。(C) Getty Images

 現地時間10月16日、プレミアリーグ第11節が行なわれ、アーセナルは1-0でリーズを下し、4連勝(公式戦7連勝)を飾った。

【動画】サカ決勝弾、冨安も身体を張ったディフェンスで奮闘!リーズ戦ハイライト
 開始直後に停電によるVARの通信トラブルで中断を余儀なくされたアウェーマッチで、「ガナーズ」は35分にブカヨ・サカがペナルティエリアに侵入し、角度のない位置から左足での強烈な一撃で相手GKの頭上を破って先制点を奪う。その後、守勢に立たされ、何度か大きなピンチを迎えたか、審判の判定やGKアーロン・ラムズデールのPK阻止に救われ、リードを最後まで守り切った。

 守備面での粘りが際立ったアウェーマッチで、冨安健洋は左SBのスタメンとして90分間奮闘し、勝利に貢献。GKへのバックパスが相手に渡りそうになって冷や汗をかくこともあったが、大部分のプレーは安定しており、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』からも10点満点の採点で「6」の及第点を与えられている。

 英国公共放送『BBC』の視聴者投票による採点ではチーム10番目の「6.80」となった日本人選手に対して、日刊紙『Evening Standard』は最終ラインの4人の中では最高となる「7」を与え、寸評では「左サイドで、目立たなかったものの、安定していた。守備面で幾つか重要なプレーに絡んだ」と評した。

 一方、『THE Sun』紙でもDF4人の中では最高ながら、こちらは及第点に満たない「5」に止まったが、「先週、左SBとして初お目見えしたばかりであることを考えれば、このフルバックは良い仕事を果たした」と比較的ポジティブな内容の寸評となっている。

 続いて、スポーツ専門サイト『sportskeeda』は、右SBベン・ホワイト、CBウィリアム・サリバと同じく「7」を冨安に与え、「左SBとして試合開始を迎え、うまくプレーしてみせた。途中キーラン・ティアニーが出場すると(76分にホワイトと交代)、冨安は右サイドに移り、こちらでもまともなパフォーマンスを発揮した」と、適応力の高さを称賛した。
 
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