専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外サッカー

CLで「肝心の瞬間にしくじった」古橋亨梧に軒並み最低採点と厳しい指摘… 一方で同僚FWには最高採点で高評価

THE DIGEST編集部

2022.10.27

CLのシャフタール戦に先発した古橋だが、得点は奪えず。現地メディアの評価も及第点には届かなかった。(C) Getty Images

CLのシャフタール戦に先発した古橋だが、得点は奪えず。現地メディアの評価も及第点には届かなかった。(C) Getty Images

 現地時間10月25日、チャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ第5節が行なわれ、グループFではセルティックがシャフタール・ドネツクと1-1で引き分けたことで、1試合を残して最下位が確定した。

 4戦未勝利(1分け3敗)のセルティックは、勝点4差のシャフタールを本拠地セルティック・パークに迎え、34分に左からのクロスをリエル・アバダがダイレクトで合わせてDFにブロックされたところで、こぼれたボールをギオルゴス・ギアクマキスがゴール右隅に流し込んで先制したが、58分にミハイル・ムドリクのミドルで追いつかれ、以降はスコアを動かすことはできなかった。

【動画】古橋が決めた久々のゴール! 国内リーグのマザーウェル戦ハイライト
 5シーズンぶりのCL本戦で、2012-13シーズン以来のノックアウトステージ進出を狙うも望みが潰えた失意の一戦、セルティックはギアクマキスと古橋亨梧のストライカー2人を同時起用。スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』によれば、彼らが揃って先発出場を果たしたのは昨季10節(10月23日)のセント・ジョンストン戦以来ということだが、得点力アップには繋がらなかった。

 3日前のプレミアシップ第12節ハーツ戦ではベンチで90分間を過ごした古橋は、CLでは4試合目の先発出場だったが、幾つかのゴールチャンスを迎えるも決められず、このコンペティションでの初得点は今回も実現せず。『Sky Sports』は「古橋はセルティックの最初のシュートチャンスで決められなかった」「エクセレントなチャンスの場面で、日本人FWは弱々しいシュートをGKに真っすぐ飛ばした」と報じている。

 英国公共放送『BBC』は、今季のCLでセルティックには多くのチャンスがあったものの、それを活かせなかったとして、この試合での古橋のプレーについても「彼の後半のミスはセルティックの前途に重要な影響を与えた」と、その責任を指摘。他にも「キョウゴはベストチャンスを得たが、前が空いた状態で力ないシュートを放った」「この試合で最高のチャンスでキョウゴはミスをした」と綴り、アンジェ・ポステコグルー監督の「キョウゴがチャンスを得たが、我々は決められなかった」とのコメントも紹介した。

 日刊紙『THE SCOTSMAN』は10点満点の採点で、スタメンの中では単独最低となる「4」を古橋に与え、寸評では「日本人選手の夜ではなかった。よく走ったが、シャフタールが追いついた直後、絶好機で弱々しいシュートを相手GKの正面に放つなど、肝心の瞬間にしくじった。この試合ではギアクマキスのわき役として全ての時間を過ごした」と厳しく記述。なお、ギアクマキスは単独最高の「8」と、明暗はくっきり分かれている。
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号