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日本代表

森保ジャパンの下馬評は? 仏メディアが8強入りの可能性を“リアル予想”!「格上を排除するサプライズが必要」

THE DIGEST編集部

2022.11.06

森保監督(右)が率いる日本代表は、ドイツ&スペインが同居するグループに入り、周囲からは逆風が吹いている。(C)Getty Images

森保監督(右)が率いる日本代表は、ドイツ&スペインが同居するグループに入り、周囲からは逆風が吹いている。(C)Getty Images

 日本代表の未来を担う重要な一戦がついに幕を開ける。現地時間11月23日にドイツ代表との大一番でスタートを切るカタール・ワールドカップだ。

 今大会で史上初のベスト8入りを目標に掲げている日本。しかし、最初の関門となるグループステージではドイツ、スペインという優勝候補2か国に加え、難敵のコスタリカと同組に。11月1日に本大会メンバー26名を発表したサムライブルーは、東京五輪で声価を高めた顔ぶれを中心とした構成となったが、現時点で海外メディアの下馬評は決して高くない。

「日本人はスペインとドイツがいる難しいグループで存在感を示そうとするだろうが、それは簡単なことではない」

 現地時間11月4日に掲載したレポートで、森保ジャパンに厳しい見解を示したのは、フランスの日刊紙『Le Parisien』だ。日本の組み合わせについて「ベスト8になるためには実力の遥かに高い、格上の2か国(スペインとドイツ)を排除するサプライズが必要だ」と、およそ前評判通りの苦戦を予想した。
 
 それでも期待が全くないわけではない。「日本にも実力者はいる」と説いた同紙は「日本の中心を担っているダイチ・カマダ次第だ」と、キーマンとして26歳のアタッカーの名を挙げた。

 今季の鎌田大地は、ドイツ・ブンデスリーガの古豪フランクフルトの絶対的主力として君臨。公式戦20試合12ゴール・3アシストと出色のパフォーマンスを披露。チャンピオンズ・リーグでは日本人史上初となる3試合連続得点を記録するなど、欧州でも声価を高めている。ゆえに『Le Parisien』が「カマダはフランクフルトの誇りであり、国際的に見ても危険な選手だ」と期待を込めるのもうなずける。

 繰り返すが、決して森保ジャパンの下馬評は高くない。果たして、そうしたなかでサムライたちは逆風を吹き飛ばす、快進撃を世界に見せつけられるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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