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日本代表

米国選手の“清らかな振る舞い”にFIFA公式が称賛「素晴らしいスポーツマンシップ」!“イラン国旗問題”発生も正々堂々プレー【W杯】

THE DIGEST編集部

2022.11.30

試合後に健闘を称える選手たち。写真はマジド・ホセイニ(左)とアントニー・ロビンソン(右)。(C)Getty Images

試合後に健闘を称える選手たち。写真はマジド・ホセイニ(左)とアントニー・ロビンソン(右)。(C)Getty Images

 米国の選手が試合後に見せた“清らかな振る舞い”が話題を呼んでいる。

 現地時間11月29日、カタール・ワールドカップ(W杯)のグループステージB組の最終節が行なわれ、米国とイランが最後の1枠を争い激突した。

【動画】体を投げ出してのゴール!米国が先制点をあげる様子をチェック

 ウェールズ、イングランドとの2戦とも引き分けに終わっていた米国。決勝トーナメントをかけた大一番で、37分に絶対的エースであるクリスティアン・プリシッチが体ごと投げ出し、相手GKと交錯しながらも押し切り先制点を挙げた。イランは後半に猛攻を仕掛けるも、米国が1点リードを最後まで守り切り、ベスト16入りを決めた。

 実は、大荒れになることが予想されていた同ゲーム。米国サッカー協会がイラン国旗を改変した画像をSNSにあげたことが発端だ。上から緑、白、赤の3色の横帯に中央には国章が入るイラン国旗だが、同協会が示したのは国章がないもの。これにイラン側が処分を求めるなど、不穏な空気が流れるなかでのゲームだったのだ。
 
 だが両国の選手はスポーツマンシップに則った戦いぶりを披露した。相手選手が倒れた際には、手を貸して起こすなどフェアな振る舞いが随所に見られた。そして試合後には涙を流すイラン選手に対して、米国選手が健闘をたたえハグを交わしたのだ。

 これには、FIFA公式ポルトガル版は「両チームは最初から最後までフェアプレーを貫いた」と評したうえで、「米国がイランを下したあとアル・トゥママ・スタジアムのピッチでは素晴らしいスポーツマンシップが見られた」「正々堂々と戦ったアメリカの選手は、対戦相手に歩み寄り慰めた」とスポーツのあるべき姿が見られていたことを伝えた。

 間もなくベスト16が出揃うW杯。引き続きスポーツマンシップに溢れた熱い戦いを見せてもらいたい。

構成●THE DIGEST編集部

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