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海外サッカー

1500円のホットドッグは「本当にまずい」。海外メディアがカタールの“スタ飯”を酷評「ガッカリする物のオンパレードだ」【W杯】

THE DIGEST編集部

2022.12.02

アルコールが全面的に禁止されている今回のワールドカップ。そうしたなかでスタジアム内で口にできる食事に不満を抱く人々は少なくない。(C)Getty Images

アルコールが全面的に禁止されている今回のワールドカップ。そうしたなかでスタジアム内で口にできる食事に不満を抱く人々は少なくない。(C)Getty Images

 連日熱戦が繰り広げられているサッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)。この4年に一度のサッカーの祭典を自ら体験しようと、各国からは続々とサポーターが入国。試合だけでなくピッチ外の話題も尽きない。

 そうしたなかで、誰にとっても必要不可欠な「食事」がサポーターたちの間で、議論の的となっているようだ。事の発端は現地時間11月29日にオーストラリアのブックメーカー『SportsBet.com.au』が公式ツイッターで公開した一本の動画だ。

 日夜、カタールからありとあらゆるW杯の情報を発信している同サイトは、ユーザーからの疑問に答えるべくスタジアム内に潜入。そして、ファンが食している「スタジアムフード」についてレポートしたのだが、その内容が実に辛辣なのだ。とりわけ気軽に手を出しがたい40リヤル(約1500円)もするホットドックには、「カタールは今大会で間違ったことをしまくっているけど、これもそのうちの一つだ」「身体の一部を食べているみたいで、本当にまずい」と酷評したのだ。
 
 もっとも、今大会におけるスタジアム飯に不満を漏らすのは、彼らだけでない。すでにSNSには実食し、怒りの声をあげる人々が溢れかえっている。それをまとめた英紙『The Sun』は「チキンシャワルマは中身がほとんど入っていないし、鶏肉は砂漠ぐらいぱさぱさだ。小さくて、パテが固いのに高値のハンバーガーから高額すぎるナチョスまで、カタールはガッカリする食べ物のオンパレードだ」と皮肉交じりに伝えている。

 さらに同紙のマーティン・リプトン記者は、パブリックビューイングなどを通してファン同士が交流を図れる「ファンゾーン」を取材し、「とにかく品質が最悪だ」と強調。そして「空腹で来るべき場所ではなかった。今までで一番ひどい」とカタールの“おもてなし”に辛辣な寸評を打った。

 大会が進むにつれ、ホスピタリティー面の問題があらゆる部分から露出し始めているカタールW杯。はたして、ここから改善されることなどありえるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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