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「日本はまぐれじゃない!」森保監督の“三笘マジック”に熱視線! 英専門サイトは切り札起用への反発持論「なぜ変える?」【W杯】

THE DIGEST編集部

2022.12.04

大国をのみ込む勢いを見せている日本。そのなかにあって三笘の存在は必要不可欠なものとなっている。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部/JMPA代表撮影)

 日本サッカー界が誇るドリブラーが存在感を高めている。日本代表の三笘薫だ。
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 目下、カタールで開催中のワールドカップにあって快進撃を続けている森保ジャパン。グループステージ(E組)では、大会初戦でドイツ代表を破ると、1勝1敗で迎えたスペイン代表との第3戦では2-1と逆転勝ち。難敵がひしめくグループを首位で突破した。

 そんなサムライブルーにあって、三笘の存在は貴重だ。3試合連続でベンチスタートにはなっているが、ひとたび交代でピッチに立つと、緩急自在のドリブルで敵守備陣を翻弄。スペイン戦では、身体を張ったクロスで決勝点をアシストするなど、今まさに"ノッている"と言っていい。

 来る12月5日(現地時間)に行なわれるクロアチア代表との決勝トーナメント1回戦でも活躍が期待される25歳は、海外メディアでも垂涎の的だ。所属するブライトンの専門サイト『We are Brighton』は「今大会のサムライブルーはなかなかに良い。2度も世界に大きな衝撃を与えた」と日本の躍進を絶賛したうえで、「ミトマは少ないポゼッションでも相手に致命的なダメージを与えている日本の中心にいる」と強調した。
 
 さらに同メディアは、「一部のブライトンファンはミトマをベンチからスタートさせ続けている日本のモリヤスのプランに不満を抱いている」と指摘。しかし、「当たっているプランを変える必要はない」と森保一監督の意向に理解を示した。

「ブライトンを愛する人々の不満はいくらか理解はできる。当然だ。ミトマをもっと見たいのだ。しかし、なぜうまくいっているものを変える必要があるのか。日本においてミトマは疲弊した相手ディフェンスに異なる脅威をもたらし、混乱を招いている。モリヤスはそれを分かっている」

 そして、英放送局『ITV』の解説者である元イングランド代表DFガリー・ネビル氏の「日本は最高のチームだ」というコメントを紹介した同サイトは、三笘と日本にこうエールを送っている。

「世界王者を2度も破った日本。彼らが『死の組』とも言われたグループで1位となったのはまぐれなんかじゃない。問題はどこまで行けるかだが、大国を悩ませた今の勢いと、ミトママジックの効果を考えれば、史上最高のワールドカップにすることも可能だろう」

構成●THE DIGEST編集部

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