その活躍には世界中からの称賛が集まっている。

　日本代表はカタール・ワールドカップでドイツ、スペインといった強豪国を破るなど大会を大いに沸かせることとなった。目標としたベスト８入りは逃したものの、史上初めて２大会連続で決勝トーナメントに進出。　首位通過を果たした「死の組」での戦いや、激闘となったクロアチアとの一戦でも、選手たちは高いパフォーマンスを発揮し続け、まさに、日本サッカーの躍進を印象付ける大会となった。

【動画】不屈の闘志で左足の一撃を叩き込んだ堂安律！ ドイツ戦の同点弾をチェック 　そして、カタールでの日本選手の名前は海外でも広く知れ渡ることとなり、アジアメディアからも賛辞が贈られている。インドネシアのサッカーサイト『Bola.net』では、特に強いインパクトを残した日本の５選手を紹介する特集記事を配信。個々のプレー内容について振り返っている。

　１人目は伊東純也を挙げ「ウイングとディフェンダーの両方で活躍し、ハジメ・モリヤスは彼を３試合で先発で起用した。スタッド・ランスの選手は、チームのために多くのチャンスを作り、守備でも貢献している」と評した。

　次に紹介されたのがキャプテンの吉田麻也。同メディアは「マヤ・ヨシダも印象的なパフォーマンスを見せた。常に日本代表のディフェンスの大黒柱である。ハイボールの競り合いでも強さを見せ、グループリーグからベスト16までの４試合に出場し、空中戦10勝を挙げた」と綴っている。

　さらに遠藤航、板倉滉の名前が続く。「ワタル・エンドウはボールを奪う能力に長けていた。今大会では８回のタックルを成功させている。さらに空中戦でも強さを見せた」とコメント。さらに板倉についても「グループステージを通して代えの利かない存在だった。25歳のDFはストッパーとして完全な特性を備えている。イタクラは攻撃面でも貢献し、ドイツ戦ではアシストも記録した」と称えている。

　そして５人目が劇的なゴールで歓喜を生んだ堂安律をピックアップ。「日本代表の攻撃の原動力として信頼を得た。ブルーサムライ・チームの攻撃において彼の貢献度は相当なものだ。フライブルクの攻撃的MFは、グループリーグから日本代表として最多の２得点を挙げた。2022年のW杯ではヒーローの一人になった」と言葉を並べた。

　多くの人々の胸を打った、日本代表の躍動。また一つ、世界のサッカー史にサムライの足跡が刻まれた。

構成●THE DIGEST編集部
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