専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外サッカー

C・ロナウドの次はアザールを電撃獲得!? 止まらないサウジクラブの動きに英紙も驚嘆「どんな選手でも連れてくる」

THE DIGEST編集部

2023.01.08

C・ロナウド(左)の獲得に成功したアル・ナスルは、次なる一手としてアザール(右)を狙っているようだ。(C)Getty Images

C・ロナウド(左)の獲得に成功したアル・ナスルは、次なる一手としてアザール(右)を狙っているようだ。(C)Getty Images

 さらなる大物獲得に投資を惜しむつもりはないようだ。昨年末にポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドの入団で話題を振りまいたサウジアラビア1部のアル・ナスルは、ベルギー代表MFエデン・アザール獲得に動いているという。現地時間1月7日に英紙『The Sun』をはじめとする複数の海外メディアが伝えた。

 現在32歳のアザールは、2019年の夏に自身の幼少期からの憧れであったマドリーに、1億3000万ポンド(約206億7000万円)で入団。鳴り物入りで“銀河系軍団”の一員となったのだが、相次ぐ故障によってコンディション調整に苦心。チェルシー時代に放っていた絶対的な存在感を見せつけられないまま、4シーズン目となる現在に至るまで、わずか6ゴールしか挙げられていない。

 低調なパフォーマンスが続くベルギーの至宝の動向を、アル・ナスルはヨーロッパ主要リーグの今季開幕前から注視。チームを率いるフランス人のリュディ・ガルシア監督は、アザールがブレイクを果たしたリール時代の恩師であり、再タッグの結成を持ち掛けているようだ。

 C・ロナウドと年俸1億7300万ポンド(約270億円)というメガディールを締結したアル・ナスル。だが、サウジアラビアの王族がオーナーを務める彼らの財力に陰りはない。『The Sun』は次のように説いている。
 
「24年に契約満了を迎えるアザールの高額での売却は、獲得の際に支払った1億3000万ポンドに近い額を回収したいと思っているマドリーにとっても魅力的なものだ。そして、アル・ナスルであればおそらく可能だ。ロナウドのレベルにあったタレントを模索する彼らはどんな選手でも中東に連れてくるための資金力を持っている」

 無論、C・ロナウド獲得の成功によって期待感が膨らんでいる感は否めない。『The Sun』は、「どこまで影響が大きくなるかは分からない。だが、大物選手の獲得に自信をつけたアル・ナスルは、エンゴロ・カンテやセルヒオ・ラモスといったタレントの引き抜きも狙っている」と予想している。

 もしも、報じられている選手たちの獲得が本当に実現するのならば、サウジアラビアのみならず、サッカー界全体にもたらす効果も計り知れない。それだけにアル・ナスルの動向は、ますます興味深い。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】誰も“予見できなかった”三笘薫の覚醒。欧州データ社がブライトンでの飛躍を激賞!「ミトマは川崎からやってきた成功例」

【関連記事】サウジ移籍は「失望する可能性が高い」。世界を驚かせたC・ロナウドの決断に嘆きの声「サッカーのレベルは大きく後退」

【関連記事】「異常な形の“離婚”」サウジ電撃挑戦のC・ロナウド、激動の1年を英紙が酷評「衝撃的なインタビューによって破滅した」
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号