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海外サッカー

「オリンピック・ゴールを披露したが…」 J復帰報道の香川真司、現地メディアはベルギーでの1年をどう評したか?

THE DIGEST編集部

2023.01.30

12年半にわたり欧州で活躍してきた香川。STVVの退団とJリーグ復帰が複数メディアで報じられている。(C) STVV

12年半にわたり欧州で活躍してきた香川。STVVの退団とJリーグ復帰が複数メディアで報じられている。(C) STVV

 昨年1月にベルギー・ジュピラープロリーグのシント=トロイデン(STVV)に加入し、2シーズン目に突入している香川真司。今季はここまで12試合に出場し、2ゴールを挙げていたが、日本代表の欧州での挑戦が終焉を迎えたと、複数の現地メディアが報じている。

 同国のニュースメディア『Het Belang van Limburg』は、「香川はちょうど1年でSTVVを去り、プロデビューしたセレッソ大阪に復帰する。彼はSTVVで、常に笑顔を見せ、認めざるを得ない『オリンピック・ゴール』(※編集部注:コーナーキックから直接決めるゴール)を披露したが、以前のようなスター選手としての地位を示すようなプレーを見せることはできなかった」と綴った。

【動画】スペクタクル満載! ドルトムント公式が厳選した香川真司のゴラッソTOP10

 これを受けて、同国のサッカー専門サイト『WALFOOT.BE』は「ちょうど1年前、日本サッカー界のレジェンドを起用することで、STVVは日々、このリーグのファンの注目を集めたものだが、ドルトムント、マンチェスター・ユナイテッドでプレーしたという印象的な経歴を持つ33歳の攻撃的MFは、その極意を再び披露することのないまま、バッグに荷物を詰めてベルギーを去ることになる」と伝えている。

『voetbalnieuws』も、「日本人選手はここ数週間、怪我で欠場していたが、現在は再び調子を取り戻している。しかし、彼はもはやSTVVでプレーすることはない。リンブルフのクラブでの冒険は1年で終わりを告げた」と香川の退団を断定的に報じるとともに、以下のように、STVVでの彼を評した。

「最終的に、ベルギーでの彼の短期滞在は、明らかに成功とはならなかったと結論付けることができる。このMFは、ドルトムントとマンチェスター・Uで何年もプレーしていたことで大きな期待を受けてこの国に到来したが、その全盛期はすでにかなり以前のことだった。結局のところ、ベジクタシュ、レアル・サラゴサ、PAOKサロニカに続く最後の寄港地でも、彼は成功を収められなかった」
 
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