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「並外れていた」前田大然&「ベストゴールを決めた」古橋亨梧を英メディアが絶賛! 「素晴らしいフィニッシュ」

THE DIGEST編集部

2023.02.03

リビングストン戦では卓越したプレーで勝利に貢献した前田(左)古橋(右)。指揮官も賛辞を寄せた。(C) Getty Images

 現地時間2月1日、スコットランド・プレミアシップの第24節が行なわれ、セルティックはリビングストンを3-0で下し、4連勝(公式戦では6連勝)を飾った。

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 ホームでの一戦、序盤から攻勢に立ったセルティックは、すでに幾つかの好機を迎えた後の29分、ペナルティエリア内で旗手怜央からパスを受けたグレッグ・テイラーが力強くゴール右隅に叩き込んで先制すると、その4分後にはゴール前で相手選手がクリアしたボールが前田大然の顔に当たってはね返り、ゴールネットを揺らす。さらに前半アディショナルタイムには、縦パスを受けた古橋亨梧がドリブルで運び、マーカーをかわして今季通算18点目(リーグランキング首位)を決めた。

 前半で勝負を決めた首位チームは、後半にも多くの決定機を得るもこれ以上の得点はならなかったが、アンジェ・ポステコグルー監督は満足感を示し、3人の得点者に対して「上手くスペースに入り、フィニッシュできることで、我々を助けてくれる」と称賛し、前田と古橋については、以下のようにも語っている。

「ダイゼンはいつも適切なエリアにいるものだが、今夜もそうだった。彼は常に走り回り、それでゴールを奪うなど、相手にとっての脅威となった。キョウゴも今夜は良く、素晴らしい走りを見せた。チームが非常に深い位置に陣取っている時、相手の守備ラインを破れる選手が必要だが、キョウゴは一貫してそれを行ない、味方が彼を見つけるたびに脅威となった。彼は本当にうまくゴールを奪ったが、このフォームを維持している」

 先制アシストの旗手は精力的な動きと幾つかのチャンスメイクなどの印象的なプレーを披露し、「巧みなボール捌きと走りで試合を盛り上げた」と評したクラブがマン・オブ・ザ・マッチの候補として、テイラーとともにノミネートしたほどである(ファン投票の結果はテイラーが54.1%、旗手が45.9%と、得票率はわずかな差だった)。

 現地メディアの報道を見ると、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は、前田のゴールを「アヨ・オビライの不器用なクリアから恩恵を受けた幸運な2点目」、古橋のダメ押し弾を「無慈悲なゴール」と報じ、後者については指揮官の「キョウゴはクオリティーが高く、常に脅威だ。スペースがない時、彼は走ることでそれを見つけ、相手を攪乱する。冷静なフィニッシュ、情熱、エネルギー、そして仕事への姿勢が、我々をより良いチームにする」とのコメントを紹介した。
 
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「猛烈なスピードとサイドでの止められないエネルギッシュな動き」