ドイツの地に渡り、5つ目となるクラブでの戦いが始まった。
先月30日、原口元気がシュツットガルトへ完全移籍したことが発表された。今シーズン、それまで所属だったウニオン・ベルリンで公式戦13試合に出場していた原口は、新天地でも加入直後となる現地時間2月1日のドイツ杯・パーダーボルン戦に後半からピッチに立っている。
【動画】原口元気がシュツットガルト・デビュー! 勝利を飾ったドイツ杯・パーダーボルン戦をチェック 原口は今季がブンデスリーガで9シーズン目となり、これまでの所属クラブではいずれも主力選手として活躍してきている。昨年のカタール・ワールドカップ本大会では最終メンバーから落選し、様々な反響を呼ぶなど、クラブと代表で存在感は際立っていた。
遠藤航、伊藤洋輝に続く、豊富なキャリアを誇る日本人プレーヤーの加入は、シーズン中盤でも降格圏付近から抜け出せずにいるシュツットガルトには頼もしい限り。現地メディア『SWR』でも原口への期待を綴っており、昨年末、就任したばかりのブルーノ・ラッバディア監督から強い信頼が窺えるコメントも紹介されている。
現地時間2月3日に配信となった記事では「金曜日の記者会見でラッバディアは、すでに "シュツットガルトで出会った5人目の日本人選手 "であるハラグチを完全に信用しているような口ぶりだった」と指揮官の様子を伝えている。
さらに「現在の日本人トリオに加え、56歳はシュツットガルトでの最初の在任中にすでにシンジ・オカザキとゴウトク・サカイという日本人プロフェッショナルと仕事をした」と過去の指導歴も記しており、その上で会見の場で「ゲンキは極度の冷静さを持った人だ」と語ったコメントを掲載。また他にも「この精神性、仕事への姿勢、価値観なども好きだ」とメンタリティも称えたと振り返っている。
また他にも原口の役割について同メディアは「VfBはウニオン・ベルリンからこの日本人選手を約100万ユーロで獲得することができた。ハラグチはゲームに変化を与え、同胞のワタル・エンドウとともにより攻撃的な役割を担い、シュヴァーベンでのオフェンスの中心となるはずだ」と指摘した。
記事の中では、ラッバディア監督が次戦のブレーメン戦の先発起用を示唆したことも伝えており、「2023年のホーム初勝利を成し遂げるかもしれない」と新戦力の加入によるチームへの好影響の見込みも示している。31歳のベテランがシュットガルトにどんな効果をもたらすか、大いに楽しみだ。
構成●THE DIGEST編集部
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先月30日、原口元気がシュツットガルトへ完全移籍したことが発表された。今シーズン、それまで所属だったウニオン・ベルリンで公式戦13試合に出場していた原口は、新天地でも加入直後となる現地時間2月1日のドイツ杯・パーダーボルン戦に後半からピッチに立っている。
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遠藤航、伊藤洋輝に続く、豊富なキャリアを誇る日本人プレーヤーの加入は、シーズン中盤でも降格圏付近から抜け出せずにいるシュツットガルトには頼もしい限り。現地メディア『SWR』でも原口への期待を綴っており、昨年末、就任したばかりのブルーノ・ラッバディア監督から強い信頼が窺えるコメントも紹介されている。
現地時間2月3日に配信となった記事では「金曜日の記者会見でラッバディアは、すでに "シュツットガルトで出会った5人目の日本人選手 "であるハラグチを完全に信用しているような口ぶりだった」と指揮官の様子を伝えている。
さらに「現在の日本人トリオに加え、56歳はシュツットガルトでの最初の在任中にすでにシンジ・オカザキとゴウトク・サカイという日本人プロフェッショナルと仕事をした」と過去の指導歴も記しており、その上で会見の場で「ゲンキは極度の冷静さを持った人だ」と語ったコメントを掲載。また他にも「この精神性、仕事への姿勢、価値観なども好きだ」とメンタリティも称えたと振り返っている。
また他にも原口の役割について同メディアは「VfBはウニオン・ベルリンからこの日本人選手を約100万ユーロで獲得することができた。ハラグチはゲームに変化を与え、同胞のワタル・エンドウとともにより攻撃的な役割を担い、シュヴァーベンでのオフェンスの中心となるはずだ」と指摘した。
記事の中では、ラッバディア監督が次戦のブレーメン戦の先発起用を示唆したことも伝えており、「2023年のホーム初勝利を成し遂げるかもしれない」と新戦力の加入によるチームへの好影響の見込みも示している。31歳のベテランがシュットガルトにどんな効果をもたらすか、大いに楽しみだ。
構成●THE DIGEST編集部
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