今季にプレミアリーグ1年目を迎えた日本代表MFの三笘薫。当初は驚異的な突破力によるチャンスメイクでチームに貢献してきたが、徐々にフィニッシュでも能力を発揮。直近の3試合では連続してゴールを記録した。スーパーゴールによる劇的な決勝弾は、試合ごとに高まっている彼の価値を、さらに急上昇させている。
移籍専門のジャーナリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏は、英国のサッカー専門サイト『CAUGHT OFFSIDE』で「彼には、すでに3500万ポンド(約56億円)以上の価値があるのは明らかだ。ブライトンは再び、最高レベルの補強によって、絶好調の宝石を発掘した」と語り、250万ポンド(約4億円)で川崎フロンターレから加入したアタッカーの価格急騰ぶりを示した。
そんな彼には、各方面から賛辞が寄せられているが、元イングランド代表FWでコメンテーターを務めるジャーメイン・デフォーもプレミアリーグ第22節ボーンマス戦(1-0)後に『Optus Sport』で「信じられないほどの才能」と三笘を絶賛。そして彼を見出したブライトンも高く評価した
「信じられないほどの(クラブへの)お返しだ。それはゴールだけでなく、彼のパフォーマンス全般を意味する。3年前、彼は大学でドリブルを研究していたが、今では最も多くのドリブルを成功させている。本当に信じられない。何という補強だ。素晴らしいストーリーであり、今までに見たことがない。このような選手を見つけて獲得したのは、クラブにとっての名誉だ」
もちろん、このような外部からの称賛だけでなく、チーム内でもこの日本代表選手に対する信頼度は高い。イタリア人のロベルト・デ・ゼルビ監督はボーンマス戦の後に「彼は天性の能力を有している。常にゴールや1対1での勝利が期待できるだけに、交代させることはできない」と語っていたが、チームメイトも三笘への賛辞を惜しまない。
昨季にベルギーのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズでともにプレーしたベルギー人FWのデニス・ウンダフは、昨夏にブライトンに加入した三苫を「チームのために信じられないほどの仕事を果たしており、リズムに乗っている」として、以下のようにチームメイトを評している(ブライトンの地元メディア『Sussex Live』より)。
「これはカオルだけではなく、他の選手も同様だが、チャンスを与えられた時にこれを活かした。彼は明らかに我々のチームのスターであり、違いを生み出している。僕も一度でいいから、彼にみたいに違いを生み出せる選手になりたい。彼には本当に驚かされた。大きな前進を遂げており、1対1はベルギー時代よりも良くなっている。パスを出すべき時と、1対1で仕掛けるべき時を心得ている」
「チームメイトはみんな、カオルがチームのために信じられないほどの仕事を果たしているということに同意するだろう。彼は(ボーンマス戦で)またゴールを挙げた。彼にとってのベストゲームではなかったが、それでもゴールを決めている。彼はリズムに乗っており、それが今後も続くことを願っている」
ブライトンの地元メディア『Sussex Express』からは、「日出ずる国からイングランドのトップリーグに到達した選手は11人だが、三笘が現在の調子を維持すれば、母国の先駆者たちを凌駕し、日本人選手として史上最高のプレミアリーグ・プレーヤーになるだろう」とも称賛された25歳。注目度だけでなく、対戦相手からの警戒度もますます高まるであろう今後も、彼は驚きを見る者に提供し続けられるか。そして、そうなった場合に彼の価値はどこまで膨れ上がるのだろうか……。
構成●THE DIGEST編集部
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そんな彼には、各方面から賛辞が寄せられているが、元イングランド代表FWでコメンテーターを務めるジャーメイン・デフォーもプレミアリーグ第22節ボーンマス戦(1-0)後に『Optus Sport』で「信じられないほどの才能」と三笘を絶賛。そして彼を見出したブライトンも高く評価した
「信じられないほどの(クラブへの)お返しだ。それはゴールだけでなく、彼のパフォーマンス全般を意味する。3年前、彼は大学でドリブルを研究していたが、今では最も多くのドリブルを成功させている。本当に信じられない。何という補強だ。素晴らしいストーリーであり、今までに見たことがない。このような選手を見つけて獲得したのは、クラブにとっての名誉だ」
もちろん、このような外部からの称賛だけでなく、チーム内でもこの日本代表選手に対する信頼度は高い。イタリア人のロベルト・デ・ゼルビ監督はボーンマス戦の後に「彼は天性の能力を有している。常にゴールや1対1での勝利が期待できるだけに、交代させることはできない」と語っていたが、チームメイトも三笘への賛辞を惜しまない。
昨季にベルギーのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズでともにプレーしたベルギー人FWのデニス・ウンダフは、昨夏にブライトンに加入した三苫を「チームのために信じられないほどの仕事を果たしており、リズムに乗っている」として、以下のようにチームメイトを評している(ブライトンの地元メディア『Sussex Live』より)。
「これはカオルだけではなく、他の選手も同様だが、チャンスを与えられた時にこれを活かした。彼は明らかに我々のチームのスターであり、違いを生み出している。僕も一度でいいから、彼にみたいに違いを生み出せる選手になりたい。彼には本当に驚かされた。大きな前進を遂げており、1対1はベルギー時代よりも良くなっている。パスを出すべき時と、1対1で仕掛けるべき時を心得ている」
「チームメイトはみんな、カオルがチームのために信じられないほどの仕事を果たしているということに同意するだろう。彼は(ボーンマス戦で)またゴールを挙げた。彼にとってのベストゲームではなかったが、それでもゴールを決めている。彼はリズムに乗っており、それが今後も続くことを願っている」
ブライトンの地元メディア『Sussex Express』からは、「日出ずる国からイングランドのトップリーグに到達した選手は11人だが、三笘が現在の調子を維持すれば、母国の先駆者たちを凌駕し、日本人選手として史上最高のプレミアリーグ・プレーヤーになるだろう」とも称賛された25歳。注目度だけでなく、対戦相手からの警戒度もますます高まるであろう今後も、彼は驚きを見る者に提供し続けられるか。そして、そうなった場合に彼の価値はどこまで膨れ上がるのだろうか……。
構成●THE DIGEST編集部
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