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W杯後に存在感アップ! 独走セルティックを牽引する前田大然を現地メディア称賛!!「マエダの仕事ぶりは向上している」

THE DIGEST編集部

2023.02.09

今季公式戦8ゴール、リーグ6得点をマークする前田。どこまでゴールを重ねられるか注目だ。(C) Getty Images

 スコティッシュ・プレミアリーグで現在、首位を走るセルティックは、2月5日のアウェーでのセント・ジョンストン戦に4対1で勝利し、全クラブの中で唯一、勝点を70の大台に乗せた。2位のレンジャーズとの勝ち点差は9となっており、リーグ連覇へ向け独走状態に入りつつある。

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 チーム総得点数もリーグダントツの78得点、前節まで9試合連続で複数得点を記録している。その好調な攻撃陣の一角を担うのが前田大然だ。

 カタール・ワールドカップ(W杯)からチームに復帰後はここまで、リーグ戦では7試合でスタメンに名を連ねている。W杯前まではレギュラーの座を失いつつあったものの現在はチームにとって、欠くことのできない存在だ。

 今年最初のゲームとなった1月2日のレンジャーズ戦では敵地で開始早々に先制点を奪い、今月1日のリビングストン戦でも顔面でゴールを決め話題となった。何より、サイドからのスピードに乗ったドリブルやスプリントは、W杯後からさらに勢いを増している印象だ。

 この前田の好パフォーマンスには、現地メディアの『Read Celtic』からも称賛の声が挙がっている。現地時間2月8日に配信となった記事では、W杯後の前田のプレーを称えており「日本代表のマエダはセルティック・パークでのプレーを新たなレベルへと引き上げていると言えるだろう」と綴っている。

 その上で、カタールでの活躍なども振り返りながら「クラブに復帰後のマエダは、フープスで4ゴール・1アシスト、今シーズンは8ゴールと、W杯後、フープスで大会前と同じだけのゴールを決めている」とカップ戦も含めたゴール数にも言及、現在の好調ぶりを指摘した。

 同メディアは「マエダの仕事ぶりはカタールでの活躍によって損なわれることなく、むしろ向上しており、それは彼がフープスにおいていかに優れた選手であるかを証明している」と見解を示しており、加えて「残りのシーズン、ボーイズ(セルティックの愛称)が戦う大半の試合でチームに加わることは間違いなく、それも当然のことだ」として、今後への見込みを述べている。

 先月にはプレミアリーグへの移籍も取り沙汰されるなど、W杯を大きなきっかけとして前田のプレーが脚光を浴びてきていることは明らか。ここからは、終盤へと向かうリーグ戦、さらにカップ戦などでもタイトル獲得に向け、背番号38のスピードはさらに相手ディフェンスの脅威となるはずだ

構成●THE DIGEST編集部
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