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海外サッカー

次の課題が浮き彫りに? “控えめ”だった三笘薫に英メディアの評価は二分「ミトマが最も静かな一戦だった」

THE DIGEST編集部

2023.02.13

クリスタル・パレス守備陣のマークに手を焼いた三笘。そのパフォーマンスに評価はやや低いものとなった。(C)Getty Images

クリスタル・パレス守備陣のマークに手を焼いた三笘。そのパフォーマンスに評価はやや低いものとなった。(C)Getty Images

 現地時間2月11日に行なわれたプレミアリーグ第23節、ブライトンはクリスタル・パレスと1-1で引き分けた。
【動画】相手守護神のファインセーブに阻まれて決定機逸。三笘薫のシュートシーンをチェック

 リーグでは4戦無敗(3勝1分け)、公式戦では6戦無敗(5勝1分け)と好調の「アルビオン」は、敵地での一戦でも効果的な攻撃を再三仕掛ける。前半にはペルビス・エストゥピニャンのゴールがVARでオフサイドと判定されて無効になる場面もあったが、63分にエストゥピニャンが送った左からのクロスを、敵エリア内に駆け込んだソリー・マーチがダイレクトで合わせてゴール上部を射抜いて先制する。

 しかし、6分後にホームチームのFKでゴール前に上げられたボールをGKロベルト・サンチェスがキャッチし損ない、落としたボールをジェームズ・トムキンスに詰められて同点に。その後は攻勢を強めるもゴールネットを揺らせずに試合は終了。連続無敗を伸ばしたとはいえ、ミスでの失点、上位のトッテナム(ブライトンとは勝点4差)が敗れたことを考えると、悔しさの残る結果でもあった。

 過去3試合でゴールを挙げていたブライトンの三笘薫は、この試合でも前半にパス交換から抜け出しての決定機を迎えるも、相手GKビセンテ・グアイタの好守に阻まれていた。
 
 ここ最近の活躍で警戒度が高まり、複数のマークを受けたりと、これまでよりもボールを受ける回数は減少。ゆえに仕掛けるのが難しくなったなかで、ダイレクトパスやおとり的な動きを選び、味方もこれを活かしてチャンスを創出するなど、ブライトンの攻撃の引き出しの多さが感じられたりもした。

 また、相手のシュートを阻んだり、自陣で巧みにボールを奪取したほか、前線でも味方がボールロストしたところですぐにカバー。三笘は守備での貢献がこれまで以上に印象的でもあった。

 現地メディアの評価を見ると、英スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は10点満点の採点でチーム2番目タイとなる「7」を付与。また、英国公共放送『BBC』の視聴者による採点では、チーム5番目となる「7.47」だった。
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