専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外サッカー

敵地メディアも「破壊的なレベル」と久保建英を絶賛! 快進撃を牽引する活躍に「魔法の布陣の中心」との賛辞も

THE DIGEST編集部

2023.02.15

地元のみならず敵地のメディアからも高い評価を受けた久保。チーム躍進の中心的存在だ。(C) Getty Images

地元のみならず敵地のメディアからも高い評価を受けた久保。チーム躍進の中心的存在だ。(C) Getty Images

 日本人レフティーの鮮烈な活躍ぶりは、敵地メディアにもしっかりとその脳裏に刻み込まれたようだ。

【動画】相手GKのニアを打ち抜く鮮烈ゴラッソ! 久保建英の絶好調ぶりを象徴するエスパニョール戦のゴールをチェック!
 現地時間2月13日に行なわれたラ・リーガ第21節で、レアル・ソシエダはエスパニョールを3-2で下した。ソシエダの攻撃の中心となったのは、久保建英だ。23分に左からのクロスボールを見事なコントロールから左足でゴールに突き刺し、先制点を奪うと、2点リードで迎えた63分にもゴール前へのクロスがオウンゴールを誘発。2得点に関わる大活躍で勝利の殊勲者となった。

 対戦相手のエスパニョールも属するカタルーニャ州・バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、21節にして自己最多タイのリーガ4得点目に到達した21歳について「優れたサイドのプレーから、完璧なフィニッシュを披露」とゴールを称賛した他、「多くのプレーによってチームを活発化させた」とチームへの貢献度でも高評価。また、個別評価では「破壊者」と表現されるとともに、以下のように寸評を綴っている。

「破壊的なレベルの久保を擁すると、ラ・レアルはパワフルで予測不可能となる。最初のボールコントロールからの前進は素晴らしかった。左サイドで試合を開始し、素晴しいゴールで先制点をもたらし、中央で3点目となるオウンゴールを誘発した」

 やはりバルセロナを拠点とする『SPORT』紙は、「タケがソシエダをリードし、RCDEスタジアムで思いのままにプレーした」「日本人選手はチームとともに全ての魅力を発揮し、ボール捌きとプレッシングの両方で冴えた前半に、ボレーでスコアボードを1-0とした」と、彼のプレーをポジティブに評した。

 バスクの地元メディアでは、日刊紙『noticias de Gipuzkoa』は「久保はボールをコントロールした後、高く浮いたところで彼は“サムライ・スタイル”でのシュートを放ち、GKアルバロ・フェルナンデスを驚かせた。それは最も予想外のプレーだった」と報じ、10点満点の採点では、アシエル・イジャラメンディと並んでチーム最高の「9」とし、その秀逸なプレーを振り返っている。

「日本人選手の新たな素晴らしいプレー。フィジカル面においても彼は驚異的であり、ウイングにもかかわらず、どこにでも姿を現わした。プレッシングをかけ、相手とぶつかり、ボールを奪い、スピードで相手を置き去りにし、ついにはゴールも挙げるなど、素晴しかった。またチームの3点目の場面では、カブレラのオウンゴールを“設定”した」

 サッカー専門サイト『El Desmarque』では、「素晴らしいプレーを披露。エスパニョールの守備陣にとっては悪夢だった。素晴らしいシュートで先制ゴールを決めたが、他にも2つのシュートで相手に脅威を与えた。他にもカブレラのオウンゴールを誘発するなど、日本人選手の活躍ぶりは凄まじかった」と称賛し、採点はやはり最高タイの「8」を与えた。

 加えて、同メディアは「ラ・レアルの攻撃的なスキームと、アルグアシル監督による“魔法の布陣”において、久保は中心選手であることを示し続けており、エスパニョール戦でも素晴らしいクオリティーを披露した」と、その継続した活躍ぶりに対しても賛辞を贈っている。

構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「ティキ・タケ」「まだ神の寵愛を受け続けている」 久保建英の秀逸プレーに最高評価と最高級の賛辞!

【関連記事】「過去20年で最高のR・ソシエダ」2試合連続MVP久保建英の“口火を切った”先制弾に賛辞止まず!「相手はボロ人形と化した」

【関連記事】「危険なチャンスを作った」2得点に絡んだ久保建英の大活躍に現地メディアが熱視線!自身のリーグ最多得点記録更新に期待も
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号