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日本代表

「ミスの影響はない」冨安健洋への信頼をチームメイトも強調! 一方でアーセナルは右SB補強へ2選手に注目との報道も

THE DIGEST編集部

2023.02.24

マンC戦では痛恨のミスを犯した冨安だが、直近の24節アストン・ビラ戦では途中出場で逆転勝利に貢献している。(C) Getty Images

マンC戦では痛恨のミスを犯した冨安だが、直近の24節アストン・ビラ戦では途中出場で逆転勝利に貢献している。(C) Getty Images

 現地時間2月15日に行なわれたプレミアリーグ第12節延期分で、アーセナルはマンチェスター・シティに1-3で敗れたが、冨安健洋はバックパスをケビン・デ・ブルイネにかっさらわれて先制点を献上することとなり、厳しい目を各方面から向けられることとなった。

【動画】アストン・ビラ戦、アーセナルの劇的AT弾! 冨安も歓喜の輪で笑顔!
 カタール・ワールドカップ以降はふくらはぎの負傷で短時間のプレーが続いていたが、この大一番でベン・ホワイトを抑えてスタメンに抜擢されたことで、ミケル・アルテタ監督の信頼の厚さを感じさせた矢先の大きなミスに、指揮官は「(自身が指導者に転じてからの)7年間で一度も見たことがない」と語り、現地メディアも重大な判断ミスとして日本代表DFに厳しい評価を下した。

 しかし、のちにアルテタ監督は「もし選手とスタッフ全員で、リーグ優勝のためにクリアする選手を誰かひとりを選ばなければならないという賭けをしたら、全員が冨安を選ぶだろう」「これがサッカーであり、このようなことは起こり得る。22歳でも、28歳でも、31歳でも関係ない。結局のところ、若い選手もベテランも同じようにミスを犯す時がある」と、冨安への信頼が揺らいでいないことを強調している(英国のスポーツ専門メディア『SPORT bible』より)。

 マンC戦から3日後のアストン・ビラ戦では79分から交代出場し、安定した守備で劇的な勝利に貢献した背番号18に対しては、チームメイトのガブリエウ・マルチネッリも「冨安が立ち直ることに疑いの余地はない。そして、彼のミスがチームにも、彼自身にも影響を与えることはない」と語った(アーセナル専門サイト『NOW ARSENAL』より)。

 ただ、冨安の定位置である右SBについては、選手層の薄さから補強の必要性が以前から叫ばれており、マンC戦の後には、複数の現地メディアがインテルのオランダ代表DFデンゼル・ドゥムフリースの争奪戦(マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーも関心)にア ーセナルが参戦すると報じられたものである。

 そしてまた新たに、バジャドリーのイバン・フレスネダ、サウサンプトンのティノ・リブラメントといった若いSBをアーセナルが獲得を狙っていると、ロンドンのサッカー専門サイト『football.london』が報道。まだ18歳の前者については、以前から「ガナーズ」が関心を寄せているが、他にもドルトムントもオファーを出し、さらにこのスペインU-19代表の代理人には、30ものクラブがコンタクトしてきたと言うほどの人気銘柄だ。
 
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