アーセナルのフレスネダ獲得の動きについては、サッカー専門サイト『sportskeeda』が、日刊紙『Evening Standard』からの情報として、「評価額2650万ポンド（約42億円）の選手の獲得のために、（アーセナルは）ニューカッスル、ドルトムント、ユベントスとの四つ巴の争奪戦に加わる」と報じており、「アーセナルが来季を見据え、右SBの補強を最優先課題としている」ことへの理由を、「今季はホワイトが右SBのファーストチョイスとなり、冨安がそのカバーを務めているが、いずれも本来はCBであるため、伝統的なSBをクラブは獲得しようとしている」と綴っている。
  　U-21イングランド代表の20歳、リブラメントについては、『football.london』によれば、育成時代を過ごしたチェルシーが買い戻しオプションを持っているが、同クラブはリヨンのマロ・ギュストを獲得した場合にはこれを行使しないと見られており、現在はアーセナル、マンCが引き続き動向を見守っているという。

　これらの補強は、冨安の実力云々に関係なく、アーセナルが来季以降、安定してプレミアリーグ、欧州カップ戦を戦う上で必要な戦力を整えるためのものだといわれているが、その中で再び絶対的な存在としてレギュラーに返り咲くことができるか。

構成●THE DIGEST編集部
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