今季、得点ランキングの首位を快走し、セルティックのスコティッシュ・プレミアシップ連覇などに大貢献している古橋亨梧だが、シーズン終了を待たずに新たな、そして大きな勲章を手にすることとなった。
【動画】優勝を決めたハーツ戦で古橋亨梧がゴール! 5月14日に開催されたスコットランド・プロサッカー選手協会(SPFA)の表彰式において彼は、選手投票による「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。日本人としては2007年の中村俊輔(当時セルティック)以来となる偉業だが、他にもファン投票による「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」、さらに今季公式戦通算で30ゴールに達したことで「トップ・ゴールスコアラー」と、個人での「三冠」を達成したのである。
自身のSNSに3つのトロフィーを掲げる写真を公開するとともに、「素晴らしいチームメイトやクラブのおかげで、忘れられない夜になりました。あなたたちなしには不可能なことでした」と周囲への感謝の意を表わした28歳に対しては、各方面から賛辞が贈られているが、スコットランドの日刊紙『THE SCOTSMAN』も「スコットランド・サッカーにおける2022-23シーズンは、セルティックの、そして古橋のシーズンである」と称賛した。
同メディアは、「選手投票による年間最優秀選手賞、しかもノミネートされた選手の中に旗手怜央という素晴らしいシーズンを送った選手がいたことが、古橋に対する評価の高さをさらに増すこととなった。旗手は並外れたMFだが、古い格言にあるように『サッカーで最も難しいことはゴールを決めること』であり、古橋はそれをいとも簡単なもののように見せた」と綴り、以下のように続けている。
「今季、彼はリーグ戦で24ゴールを挙げているが(35節終了時点)、その期待値はxG17.7である。90分あたりのゴール数は0.94点で、他を大きく引き離している。また、90分間での平均シュート数は2.95本に過ぎないものの、そのうち52%は枠内に飛び、32%がゴールに結びついている。リーグのFW38人の中で、彼は両方の指標でトップ5に入っている。キョウゴこそ、必殺のフィニッシャーだ」
「彼をゴール前の“暗殺者”たらしめているのは、その動きと意識だ。キョウゴがパスを受けるのは、90分あたり10本未満。これはチームメイトの前田大然(24.55本)やレンジャーズのFWアルフレッド・モレロス(26.22本)と比較すると、彼の動き、プレーへの関与、ポゼッション時における有効性と効率性が証明されている」
「キョウゴは、適切なタイミングで適切な場所にいる術を正確に知っている選手だ。リーグ戦でのゴールのうち13点は、チームメイトからのカットバックやスクエアパスによるものであり、12点はゴールエリア内、またはペナルティーエリア内から生まれた。彼は自分のための時間とスペースを作り出せる」
【動画】優勝を決めたハーツ戦で古橋亨梧がゴール! 5月14日に開催されたスコットランド・プロサッカー選手協会(SPFA)の表彰式において彼は、選手投票による「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。日本人としては2007年の中村俊輔(当時セルティック)以来となる偉業だが、他にもファン投票による「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」、さらに今季公式戦通算で30ゴールに達したことで「トップ・ゴールスコアラー」と、個人での「三冠」を達成したのである。
自身のSNSに3つのトロフィーを掲げる写真を公開するとともに、「素晴らしいチームメイトやクラブのおかげで、忘れられない夜になりました。あなたたちなしには不可能なことでした」と周囲への感謝の意を表わした28歳に対しては、各方面から賛辞が贈られているが、スコットランドの日刊紙『THE SCOTSMAN』も「スコットランド・サッカーにおける2022-23シーズンは、セルティックの、そして古橋のシーズンである」と称賛した。
同メディアは、「選手投票による年間最優秀選手賞、しかもノミネートされた選手の中に旗手怜央という素晴らしいシーズンを送った選手がいたことが、古橋に対する評価の高さをさらに増すこととなった。旗手は並外れたMFだが、古い格言にあるように『サッカーで最も難しいことはゴールを決めること』であり、古橋はそれをいとも簡単なもののように見せた」と綴り、以下のように続けている。
「今季、彼はリーグ戦で24ゴールを挙げているが(35節終了時点)、その期待値はxG17.7である。90分あたりのゴール数は0.94点で、他を大きく引き離している。また、90分間での平均シュート数は2.95本に過ぎないものの、そのうち52%は枠内に飛び、32%がゴールに結びついている。リーグのFW38人の中で、彼は両方の指標でトップ5に入っている。キョウゴこそ、必殺のフィニッシャーだ」
「彼をゴール前の“暗殺者”たらしめているのは、その動きと意識だ。キョウゴがパスを受けるのは、90分あたり10本未満。これはチームメイトの前田大然(24.55本)やレンジャーズのFWアルフレッド・モレロス(26.22本)と比較すると、彼の動き、プレーへの関与、ポゼッション時における有効性と効率性が証明されている」
「キョウゴは、適切なタイミングで適切な場所にいる術を正確に知っている選手だ。リーグ戦でのゴールのうち13点は、チームメイトからのカットバックやスクエアパスによるものであり、12点はゴールエリア内、またはペナルティーエリア内から生まれた。彼は自分のための時間とスペースを作り出せる」
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