現地時間6月10日に行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)決勝は、マンチェスター・シティが激戦の末にインテルを1-0で下し、ついに欧州初制覇を果たした。
互いに相手の良さを出させないよう、一つひとつのプレーが非常にハードなものとなった決勝らしい一戦は、マンCが68分にペナルティーエリア右を抜け出したベルナルド・シウバがマイナスに折り返してルーズボールになったところを、フリーのロドリがわずかなコースを突いてゴール右隅に突き刺したのに対し、インテルはフェデリコ・ディマルコや交代出場のロメル・ルカクらが決定機を決め切れず、この1点が両チームの明暗を分けた。
1968-69シーズンに前身大会のチャンピオンズカップにリーグ王者として初出場し、フェネルバフチェ相手に1回戦で敗退を喫してから43年後、リーグ3位で初めてCLの舞台に立ってグループステージ敗退を喫し、そこからは毎シーズン出場権を獲得して徐々に成績を上げ、2020-21シーズンにようやく決勝に駒を進めたが、同じプレミアリーグのチェルシーに敗北。それから2年後、1880年創立のクラブはついに悲願を成就した。
プレミアリーグ、FAカップ、そしてCLの三冠を示す「トレブル」の達成は、イングランドのクラブとしては、同じマンチェスターのライバルであるユナイテッド(マンU)が1998-99シーズン、かの有名な「カンプ・ノウの奇跡」で成し遂げて以来であり、また欧州全体ではセルティック(1966-67)、アヤックス(1971-72)、PSV(1987-88)、マンU(1998-99)、バルセロナ(2008-09、2014-15)、インテル(2009-10)、バイエルン(2012-13、2019-20)に続く10回目(8チーム目)の偉業である。
また、マンCがイングランドのクラブとして欧州制覇を果たした6つ目のクラブとなったことで、マンチェスター(優勝3回)は所在する2つのクラブがビッグイヤーを獲得したことになり、1963-64シーズン(インテルが初優勝)にミラノ(インテル3回、ミラン7回)が創った記録に、60年ぶりに並んでみせた。
2016年の監督就任以来、7シーズン目にしてマンCを大陸王者に導いた名将ジョゼップ・グアルディオラにとっては、14年間の監督キャリアにおいて35個目のタイトルであり、欧州制覇はバルセロナ時代の2008-09、2010-11シーズン以来3度目のこと。これは、ボブ・ペイズリー(リバプール)、ジネディーヌ・ジダン(マドリー)と並ぶ数字で、カルロ・アンチェロッティ(ミラン2回、マドリー2回)の最多4回に次ぐものである。
さらに、2つの異なるクラブでの戴冠は、エルンスト・ハッペル(フェイエノールト、ハンブルク)、オットマール・ヒッツフェルト(ドルトムント、バイエルン)、ジョゼ・モウリーニョ(ポルト、インテル)、ユップ・ハインケス(マドリー、バイエルン)、そしてアンチェロッティに次ぐ6人目。そして、2つの異なるクラブでのトレブル達成(2008-09、2022-23)は、史上初のこととなった。
互いに相手の良さを出させないよう、一つひとつのプレーが非常にハードなものとなった決勝らしい一戦は、マンCが68分にペナルティーエリア右を抜け出したベルナルド・シウバがマイナスに折り返してルーズボールになったところを、フリーのロドリがわずかなコースを突いてゴール右隅に突き刺したのに対し、インテルはフェデリコ・ディマルコや交代出場のロメル・ルカクらが決定機を決め切れず、この1点が両チームの明暗を分けた。
1968-69シーズンに前身大会のチャンピオンズカップにリーグ王者として初出場し、フェネルバフチェ相手に1回戦で敗退を喫してから43年後、リーグ3位で初めてCLの舞台に立ってグループステージ敗退を喫し、そこからは毎シーズン出場権を獲得して徐々に成績を上げ、2020-21シーズンにようやく決勝に駒を進めたが、同じプレミアリーグのチェルシーに敗北。それから2年後、1880年創立のクラブはついに悲願を成就した。
プレミアリーグ、FAカップ、そしてCLの三冠を示す「トレブル」の達成は、イングランドのクラブとしては、同じマンチェスターのライバルであるユナイテッド(マンU)が1998-99シーズン、かの有名な「カンプ・ノウの奇跡」で成し遂げて以来であり、また欧州全体ではセルティック(1966-67)、アヤックス(1971-72)、PSV(1987-88)、マンU(1998-99)、バルセロナ(2008-09、2014-15)、インテル(2009-10)、バイエルン(2012-13、2019-20)に続く10回目(8チーム目)の偉業である。
また、マンCがイングランドのクラブとして欧州制覇を果たした6つ目のクラブとなったことで、マンチェスター(優勝3回)は所在する2つのクラブがビッグイヤーを獲得したことになり、1963-64シーズン(インテルが初優勝)にミラノ(インテル3回、ミラン7回)が創った記録に、60年ぶりに並んでみせた。
2016年の監督就任以来、7シーズン目にしてマンCを大陸王者に導いた名将ジョゼップ・グアルディオラにとっては、14年間の監督キャリアにおいて35個目のタイトルであり、欧州制覇はバルセロナ時代の2008-09、2010-11シーズン以来3度目のこと。これは、ボブ・ペイズリー(リバプール)、ジネディーヌ・ジダン(マドリー)と並ぶ数字で、カルロ・アンチェロッティ(ミラン2回、マドリー2回)の最多4回に次ぐものである。
さらに、2つの異なるクラブでの戴冠は、エルンスト・ハッペル(フェイエノールト、ハンブルク)、オットマール・ヒッツフェルト(ドルトムント、バイエルン)、ジョゼ・モウリーニョ(ポルト、インテル)、ユップ・ハインケス(マドリー、バイエルン)、そしてアンチェロッティに次ぐ6人目。そして、2つの異なるクラブでのトレブル達成(2008-09、2022-23)は、史上初のこととなった。
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