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フィルミーノ、ギュンドアン、アセンシオ…。ブラジルメディアが今夏の移籍市場で注目される「フリーランスの選手20人」をリストアップ!

THE DIGEST編集部

2023.06.16

(左から)フィルミーノ、ギュンドアン、アセンシオ。彼らは新シーズン、どこでプレーするのか。(C)Getty Images

 2022-23シーズンが終了し、サッカー界の興味は代表チームの戦い、そして活況を呈している移籍市場の動向に、焦点が向けられている。

 すでに、リオネル・メッシが米国のインテル・マイアミ入り、カリム・ベンゼマはサウジアラビア(アル・イテハド)行きと、サッカー界に君臨してきたスーパースターたちが欧州を去ることを発表した一方で、10代ながらドイツで最優秀選手の勲章を手にしたジュード・ベリンガムがレアル・マドリーに"ステップアップ"するなど、大きな動きが幾つか見られており、今後も欧州各国でビッグディールが生まれることが予想される。

 誰が、どれだけの移籍金で新天地を求めるかは、大きな関心のひとつだが、それと同様に、今季で所属クラブとの契約が切れる選手は、移籍金がかからないために多くのクラブによる熾烈な争奪戦が展開される可能性もあり、その動向が気になるところだ。そして、ブラジルの総合メディア『Globo』は、なかでも去就が注目される「欧州サッカー市場におけるフリーランスの選手20人」を、以下のように選定した。
 
ロベルト・フィルミーノ(31歳/FW/リバプール)
イルカイ・ギュンドアン(32歳/MF/マンチェスター・シティ)
アンヘル・ディ・マリア(35歳/MF・FW/ユベントス)
ハメス・ロドリゲス(31歳/MF/オリンピアコス)
ルーカス・モウラ(30歳/MF/トッテナム)
マルコ・アセンシオ(27歳/FW/レアル・マドリー)
ウィルフリード・ザハ(30歳/FW/クリスタル・パレス)
アドリアン・ラビオ(28歳/MF/ユベントス)
ダニ・セバジョス(26歳/MF/レアル・マドリー)
ジェリー・ミナ(28歳/DF/エバートン)
アレックス・オックスレイド=チェンバレン(29歳/MF/リバプール)
マルクス・テュラム(25歳/FW/ボルシアMG)
ステファン・デ・フライ(31歳/DF/インテル)
マヌエル・ランシーニ(30歳/MF/ウェストハム)
ダウベルト(29歳/DF/インテル)
アダマ・トラオレ(27歳/FW/ウォルバーハンプトン)
ジェシー・リンガード(30歳/MF/ノッティンガム・フォレスト)
アンドレア・ベロッティ(29歳/FW/ローマ)
ムサ・デンベレ(26歳/FW/リヨン)
ロベルト・ガリアルディーニ(29歳/MF/インテル)
※括弧内のクラブは2022-2023シーズンの所属先。記載順は『Globo』による。

 同メディアによると、フィルミーノには攻撃のさらなる強化を目指すマドリーが関心を示し、欧州王者の一員となったギュンドアンはバルサが獲得を目指すも、まだ条件面で開きがあるとのこと。ユベントスとの契約を更新しない旨を明らかにしたディ・マリアの新天地候補には、バルサ、ベンフィカ、ガラタサライなどが挙がっている。

 4月にオリンピアコスとの同意の上で契約を破棄したハメスについては、母国コロンビアのメディアが、投資家グループの仲介でアルゼンチンの名門ボカでプレーすると報道。トッテナム退団のモウラを母国ブラジルのサンパウロが注目するも、本人は欧州でのプレー続行を希望しているという。マドリーを去ったアセンシオは、パリSGと口頭で合意したという報道がなされた。
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