レアル・マドリーは6月14日、ドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガムを獲得したことを発表。契約期間は、2029年6月30日までで、背番号はレジェンドのジネディーヌ・ジダンが現役時代につけた「5」が与えられることとなった。
翌日にマドリードで入団会見に臨んだ19歳は、「世界最大のクラブに加入できたことで、僕の人生において最も重要な1日になった。これを可能にしてくれた全ての人々、ドルトムント、バーミンガム・シティ、レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長、フニ・カラファト氏(チーフスカウト)、ホセ・アンヘル・サンチェス氏(CEO)、そしてサポートしてくれた僕の家族に感謝したい」との声明を発している。
一方、多くのクラブが欲しがった逸材を手に入れたペレス会長は、「世界でもベストな選手のひとりがマドリーに加入してくれたということで、我々にとって今日は大きな誇りを感じられる1日だ。彼を欲しがる多くのクラブが存在する中、世界で最も権威あるクラブでキャリアを継続することを決心してくれた。彼はまだ19歳だが、すでに全てのサッカーファンがそのプレーを見たがる選手である」と喜びを示し、また賛辞を贈った。
ブンデスリーガの今季最優秀選手に選定され、国内メディアだけでなく、英国の日刊紙『The Guardian』からも、「プレーヤー・オブ・ザ・シーズン」として「ドルトムントを栄光に導こうとした立役者。19歳の彼は、タックルやペナルティーエリアへの圧倒的な突進だけでなく、本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクの観衆の信頼を受けて、キャプテンの腕章を獲得した」と称賛されたベリンガム。見事な活躍ぶりを披露した規格外のティーンエイジャーには、提示された条件もまた規格外のものだった。
移籍専門記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、移籍金は固定額1億300万ユーロ(約154億5000万円)で、出来高ボーナスが最大3090万ユーロ(約46億3500万円)。固定額だけでも歴代10位の数字だが、ボーナス込みの最高額では歴代4位の記録で、また10代のMFではいずれにおいても史上最高額だ。そして年俸は、1000万~1200万ユーロ(約15億~18億円)だろうと言われている。
ドイツの日刊紙『Suddeutsche Zeitung』は、このブンデスリーガの歴史における史上2位となる売却益を得た移籍劇がドルトムントの財政に与える影響は大きく、「クラブの経営陣は、これが2023-24シーズンの会計において最低でも約7700万ユーロ(約116億円)ほどの黒字をもたらすと予想している」と報じた。
また、同メディアは「ベリンガム(固定額分)よりも多くの売却益をクラブにもたらしたのは、2017年に約1億4000万ユーロ(約210億円)でドルトムントからバルセロナに移籍したウスマンヌ・デンベレ。また、この売上ランキングでは3位に入ったジェイドン・サンチョを2021年に同じくドルトムントから獲得する際、マンチェスター・ユナイテッドは8500万ユーロ(約128億円)をつぎ込んだ」とも綴っている。
翌日にマドリードで入団会見に臨んだ19歳は、「世界最大のクラブに加入できたことで、僕の人生において最も重要な1日になった。これを可能にしてくれた全ての人々、ドルトムント、バーミンガム・シティ、レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長、フニ・カラファト氏(チーフスカウト)、ホセ・アンヘル・サンチェス氏(CEO)、そしてサポートしてくれた僕の家族に感謝したい」との声明を発している。
一方、多くのクラブが欲しがった逸材を手に入れたペレス会長は、「世界でもベストな選手のひとりがマドリーに加入してくれたということで、我々にとって今日は大きな誇りを感じられる1日だ。彼を欲しがる多くのクラブが存在する中、世界で最も権威あるクラブでキャリアを継続することを決心してくれた。彼はまだ19歳だが、すでに全てのサッカーファンがそのプレーを見たがる選手である」と喜びを示し、また賛辞を贈った。
ブンデスリーガの今季最優秀選手に選定され、国内メディアだけでなく、英国の日刊紙『The Guardian』からも、「プレーヤー・オブ・ザ・シーズン」として「ドルトムントを栄光に導こうとした立役者。19歳の彼は、タックルやペナルティーエリアへの圧倒的な突進だけでなく、本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクの観衆の信頼を受けて、キャプテンの腕章を獲得した」と称賛されたベリンガム。見事な活躍ぶりを披露した規格外のティーンエイジャーには、提示された条件もまた規格外のものだった。
移籍専門記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、移籍金は固定額1億300万ユーロ(約154億5000万円)で、出来高ボーナスが最大3090万ユーロ(約46億3500万円)。固定額だけでも歴代10位の数字だが、ボーナス込みの最高額では歴代4位の記録で、また10代のMFではいずれにおいても史上最高額だ。そして年俸は、1000万~1200万ユーロ(約15億~18億円)だろうと言われている。
ドイツの日刊紙『Suddeutsche Zeitung』は、このブンデスリーガの歴史における史上2位となる売却益を得た移籍劇がドルトムントの財政に与える影響は大きく、「クラブの経営陣は、これが2023-24シーズンの会計において最低でも約7700万ユーロ(約116億円)ほどの黒字をもたらすと予想している」と報じた。
また、同メディアは「ベリンガム(固定額分)よりも多くの売却益をクラブにもたらしたのは、2017年に約1億4000万ユーロ(約210億円)でドルトムントからバルセロナに移籍したウスマンヌ・デンベレ。また、この売上ランキングでは3位に入ったジェイドン・サンチョを2021年に同じくドルトムントから獲得する際、マンチェスター・ユナイテッドは8500万ユーロ(約128億円)をつぎ込んだ」とも綴っている。
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