2022-23シーズンのピッチ上での熱い戦いが終わった後も、サッカー界の賑わいが収まることはなく、現在は移籍市場が活況を呈している。
まだ締め切りまでに十分な日数を残す現時点でも、すでに幾つかのビッグディールが成立。なかには移籍金が高騰している現状を反映して、新たな記録を更新する“商談”も生まれたが、今後もさらに大きなニュースが舞い込む可能性は十分にある。
そんな中、ブラジルの総合メディア『Globo』は、国別で最高の移籍金額を記録している選手に注目し、その「トップ20」をランク付けし、以下のように紹介した。
◇1位:ブラジル
ネイマール/2017年/バルセロナ→パリSG/2億2200万ユーロ(約349億円)
◇2位:フランス
キリアン・エムバペ/2018年/モナコ→パリSG/1億8000万ユーロ(約283億円)
◇3位:ポルトガル
ジョアン・フェリックス/2019年/ベンフィカ→アトレティコ・マドリー/1億2720万(約200億円)
◇4位:アルゼンチン
エンソ・フェルナンデス/2022年/ベンフィカ→チェルシー/1億 2100万ユーロ(約190億円)
◇5位:イングランド
ジャック・グリーリッシュ/2021年/アストン・ビラ→マンチェスター・シティ/1億1750万ユーロ(約184億円)
◇6位:ベルギー
エデン・アザール/2019年チェルシー→レアル・マドリー//1億1500 万ユーロ(約181億円)
◇7位:ウェールズ
ガレス・ベイル/2013年/トッテナム→マドリー/1億100万(約159億円)
◇8位:オランダ
フレンキー・デ・ヨング/2019年/アヤックス→バルセロナ/8600万ユーロ(約135億円)
◇9位:ウルグアイ
ルイス・スアレス/2014年/リバプール→バルセロナ/8172万ユーロ(約128億円)
◇10位:セルビア
ドゥシャン・ヴラホビッチ/2021年/フィオレンティーナ→ユベントス/8160万ユーロ(約128億円)
◇11位:ドイツ
カイ・ハベルツ/2020年/レバークーゼン→チェルシー/8000万ユーロ(約126億円)
◇11位:コートジボワール
ニコラ・ペペ/2019年/リール→アーセナル/8000万ユーロ
◇11位:スペイン
ケパ・アリサバラガ/2018年/アスレティック・ビルバオ→チェルシー/8000万ユーロ
◇14位:ナイジェリア
ヴィクター・オシメーン/2020年/リール→ナポリ/7500万ユーロ(約118億円)
◇14位:コロンビア
ハメス・ロドリゲス/2014年/モナコ→マドリー/7500万ユーロ
◇16位:イタリア
サンドロ・トナーリ/2023年/ミラノ→ニューカッスル/7000万ユーロ(約110億円)
◇16位:ハンガリー
ドミニク・ソボスライ/2023年/RBライプツィヒ→リバプール/7000 万ユーロ
◇16位:ウクライナ
ミハイロ・ムドリク/2022年/シャフタール・ドネツク→チェルシー/7000万ユーロ
◇16位:スウェーデン
アレクサンデル・イサク/2022年/レアル・ソシエダ→ニューカッスル/7000万ユーロ
◇20位:モロッコ
アシュラフ・ハキミ/2021年/インテル→パリSG/6800万ユーロ(約107億円)
優れたスター選手を輩出し、なおかつ他国に送り出している国が上位を占める中、フランス、イングランドは自国リーグで最高額の選手(エムバペ、グリーリッシュ)を出しているという点で異色と言えよう。対して、ドイツ、イタリア、スペインはトップ10からも漏れている。
なお、トナーリの驚きのニューカッスル移籍で16位となったイタリアだが、それ以前はジョルジーニョが2018年にナポリからチェルシーに移籍した際の5700万ユーロ(約89億円)が最高額で、ハンガリーはソボスライ自身が2021年にレッドブル・ザルツブルクからライプツィヒに引き抜かれた際の3600万ユーロ(約57億円)を更新する形となった。
前述の通り、近年は移籍金が高騰していることもあり、この4、5年での移籍成立が多いが、その中で10年近く前に1億ユーロ超えを果たしたベイルやハメス、スアレスといった選手が、いかに図抜けた存在だったかが、ここからも分かるだろう。
ちなみに、日本の移籍金最高額は、ドイツの移籍専門サイト『Transfermarkt』によれば、中島翔哉(現アンタルヤスポル)が2019年にポルティモネンセからカタールのアル・ドゥハイルに移った際の3500万ユーロ(約55億円)ということで、上位勢からは引き離されているとはいえ、かなりの高額だ。これに続くのは、かなり年月を遡って2001年に中田英寿のパルマ加入の際にローマに支払われた2840万ユーロ(約45億円)となる。
構成●THE DIGEST編集部
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まだ締め切りまでに十分な日数を残す現時点でも、すでに幾つかのビッグディールが成立。なかには移籍金が高騰している現状を反映して、新たな記録を更新する“商談”も生まれたが、今後もさらに大きなニュースが舞い込む可能性は十分にある。
そんな中、ブラジルの総合メディア『Globo』は、国別で最高の移籍金額を記録している選手に注目し、その「トップ20」をランク付けし、以下のように紹介した。
◇1位:ブラジル
ネイマール/2017年/バルセロナ→パリSG/2億2200万ユーロ(約349億円)
◇2位:フランス
キリアン・エムバペ/2018年/モナコ→パリSG/1億8000万ユーロ(約283億円)
◇3位:ポルトガル
ジョアン・フェリックス/2019年/ベンフィカ→アトレティコ・マドリー/1億2720万(約200億円)
◇4位:アルゼンチン
エンソ・フェルナンデス/2022年/ベンフィカ→チェルシー/1億 2100万ユーロ(約190億円)
◇5位:イングランド
ジャック・グリーリッシュ/2021年/アストン・ビラ→マンチェスター・シティ/1億1750万ユーロ(約184億円)
◇6位:ベルギー
エデン・アザール/2019年チェルシー→レアル・マドリー//1億1500 万ユーロ(約181億円)
◇7位:ウェールズ
ガレス・ベイル/2013年/トッテナム→マドリー/1億100万(約159億円)
◇8位:オランダ
フレンキー・デ・ヨング/2019年/アヤックス→バルセロナ/8600万ユーロ(約135億円)
◇9位:ウルグアイ
ルイス・スアレス/2014年/リバプール→バルセロナ/8172万ユーロ(約128億円)
◇10位:セルビア
ドゥシャン・ヴラホビッチ/2021年/フィオレンティーナ→ユベントス/8160万ユーロ(約128億円)
◇11位:ドイツ
カイ・ハベルツ/2020年/レバークーゼン→チェルシー/8000万ユーロ(約126億円)
◇11位:コートジボワール
ニコラ・ペペ/2019年/リール→アーセナル/8000万ユーロ
◇11位:スペイン
ケパ・アリサバラガ/2018年/アスレティック・ビルバオ→チェルシー/8000万ユーロ
◇14位:ナイジェリア
ヴィクター・オシメーン/2020年/リール→ナポリ/7500万ユーロ(約118億円)
◇14位:コロンビア
ハメス・ロドリゲス/2014年/モナコ→マドリー/7500万ユーロ
◇16位:イタリア
サンドロ・トナーリ/2023年/ミラノ→ニューカッスル/7000万ユーロ(約110億円)
◇16位:ハンガリー
ドミニク・ソボスライ/2023年/RBライプツィヒ→リバプール/7000 万ユーロ
◇16位:ウクライナ
ミハイロ・ムドリク/2022年/シャフタール・ドネツク→チェルシー/7000万ユーロ
◇16位:スウェーデン
アレクサンデル・イサク/2022年/レアル・ソシエダ→ニューカッスル/7000万ユーロ
◇20位:モロッコ
アシュラフ・ハキミ/2021年/インテル→パリSG/6800万ユーロ(約107億円)
優れたスター選手を輩出し、なおかつ他国に送り出している国が上位を占める中、フランス、イングランドは自国リーグで最高額の選手(エムバペ、グリーリッシュ)を出しているという点で異色と言えよう。対して、ドイツ、イタリア、スペインはトップ10からも漏れている。
なお、トナーリの驚きのニューカッスル移籍で16位となったイタリアだが、それ以前はジョルジーニョが2018年にナポリからチェルシーに移籍した際の5700万ユーロ(約89億円)が最高額で、ハンガリーはソボスライ自身が2021年にレッドブル・ザルツブルクからライプツィヒに引き抜かれた際の3600万ユーロ(約57億円)を更新する形となった。
前述の通り、近年は移籍金が高騰していることもあり、この4、5年での移籍成立が多いが、その中で10年近く前に1億ユーロ超えを果たしたベイルやハメス、スアレスといった選手が、いかに図抜けた存在だったかが、ここからも分かるだろう。
ちなみに、日本の移籍金最高額は、ドイツの移籍専門サイト『Transfermarkt』によれば、中島翔哉(現アンタルヤスポル)が2019年にポルティモネンセからカタールのアル・ドゥハイルに移った際の3500万ユーロ(約55億円)ということで、上位勢からは引き離されているとはいえ、かなりの高額だ。これに続くのは、かなり年月を遡って2001年に中田英寿のパルマ加入の際にローマに支払われた2840万ユーロ(約45億円)となる。
構成●THE DIGEST編集部
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