セルティックは７月４日、FW古橋亨梧と新たに2027年夏までの４年契約を更新したことを発表した。

　2021年７月にヴィッセル神戸から加入していきなりゴールラッシュを披露し、リーグ優勝などのタイトル獲得に大貢献したストライカーは昨季、変わらぬ得点能力を発揮してチームを国内三冠に導き、自身はリーグ27ゴールで得点王に輝いた他、リーグ、SPFA（選手協会）の両方で「プレイヤー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、ファン投票でも年間MVPに選出されるなど、個人タイトルを独占してみせた。

【動画】古橋亨梧が宿敵レンジャーズを相手に２得点！ 　今回の契約延長について古橋は、クラブの公式サイトを通して、「この素晴らしいクラブで、さらに４年間プレーできることをとても嬉しく思います。と素晴らしいサポーターを代表することができて光栄です」と喜びを表わし、以下のように改めて抱負を語っている。

「昨季は信じられないくらい素晴らしいシーズンでした。開幕当初から、我々の目標は出場する全てのコンペティションで可能な限り良い成績を残すことでした。我々はタイトルを獲得するため、そしてファンの皆さんを笑顔にするために、ピッチ内外で毎日ハードワークしてきました」

「僕自身、初めての三冠を達成したこと、そして世界記録でもある８回目の三冠をクラブが達成するのに貢献できたことは、とても誇らしいことでしたし、ファンの皆さんと祝った思い出をとても大切にしています。セルティックに加入してから、ファンの皆さんは熱心に応援してくれているので、これからもハードワークして恩返ししていきたいです」

「来季の目標も、これまで同様にクラブに成功をもたらすことです。タイトルを防衛すること、そしてこの偉大なクラブを代表してチャンピオンズ・リーグ（CL）の舞台に立てることにとてもワクワクしています。個人的なところでは、より多くのゴールを奪い、チームを勝たせることがモチベーションになります」

　また、アンジェ・ポステコグルー監督に代わって新シーズンよりチームを率いるブレンダン・ロジャーズにも言及し、「一緒に新たなシーズンを迎えられることを、とても楽しみにしています。トップレベルの監督であり、クラブをよく知っていて、タイトルを獲得するのに何が必要なのかも知っていると思います。僕もチームメイトも、一緒に働けることを非常に楽しみにしています」と、期待を寄せた。