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三笘薫、チェルシー相手に「左サイドで躍動」と現地メディア高評価! 頭でのアシストには地元紙や専門サイトが“新たな期待”

THE DIGEST編集部

2023.07.26

チェルシーを相手に得意の左サイドで輝いた三笘。今季も華々しいパフォーマンスを見せてくれるか。(C) Getty Images

 ブライトンは新シーズンに向け、現在はアメリカでプレシーズンマッチを行なっており、現地時間7月22日には「プレミアリーグ・サマーシリーズ」でチェルシーと対戦した。
 
 フィラデルフィアの「リンカーン・フィナンシャル・フィールド」での一戦、ブライトンは13分にダニー・ウェルベックが先制ゴールを決めるが、チェルシーも6分後にクリストファー・ヌクンクが同点弾。60分にヤン・パウル・ファン・ヘッケの退場でブライトンが数的不利を負うと、チェルシーは65分にミハイロ・ムドリク、72分にコナー・ガラハー、77分にニコラ・ジャクソンと得点を重ねるが、ブライトンも79分にジョアン・ペドロがPKを決め、89分にはデニス・ウンダフが1点差としたところでタイムアップを迎えた。

 多くのゴールが生まれ、アメリカのファンを満足させた90分間の中で、ブライトンでは三笘薫がスタメン入りし、定位置である左ウイングとして53分にフリオ・エンシソと交代するまで、幾度も効果的なプレーを披露。ウェルベックによる先制ゴールの場面では、ショートコーナーを経てのビリー・ギルモアのクロスに対し、三笘は力強いヘッドでアシストを記録。後半にも、ウェルベックへのパスで決定機を演出した。

 ブライトンの地元メディア『Sussex Express』からは10点満点の採点で「7」というチーム2番目タイの評価を得、寸評でも「左サイドで躍動し、ウェルベックの先制ゴールを見事にアシストした」と称賛された三笘については、同じく地元メディアの日刊紙『The Argus』が前述のアシストを受けて、彼の新たな可能性に注目している。

「セットプレーにおいては、CBやCFのウェルベックが空中戦でのターゲットとなるのは明らかだが、今回のように三笘に合わせるのも理に適っているのかもしれない。日本のウインガーは空中戦が非常に上手だが、それでも相手の最も背の高いDFからはマークされる可能性は低いだろう」
 
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