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セルティック旗手怜央のスタメン落ちに現地メディア疑問視! 移籍の可能性も指摘「クラブに巨額の利益をもたらすという選択肢も」

THE DIGEST編集部

2023.08.09

開幕戦はベンチスタートとなった旗手。果たして去就の行方は? (C) Getty Images

 昨季のスコットランドリーグ王者であるセルティックは、現地時間8月5日の開幕ゲーム、ロス・カウンティ戦を4対2と快勝、好スタートを切った。

 ブレンダン・ロジャーズ監督を新たに迎えて挑むこととなった新シーズンの最初のゲームでは、エースの古橋亨梧がゴールを決め、また前田大然もフル出場し勝利に貢献、昨季同様、日本人選手が健在ぶりを示している。
 
 しかし、古橋、前田とともに昨季の主力として活躍した旗手怜央がこの開幕戦ではベンチからのスタートとなり、後半途中でピッチに立つもプレータイムはわずか20分程度。チームは順当に白星を手にしたものの、前シーズンではMVP級の働きを見せたこの日本人ミッドフィールダーの起用法を巡って、早くも現地メディアでは話題となっている。

 セルティック専門メディア『67HAILHAIL』は現地時間8月7日、開幕戦での旗手の起用法を論じる特集記事を配信。その中で「この日本代表FWは、土曜日に行われたロス・カウンティ戦でまさかの先発メンバー外となった」と綴っている。

 また、旗手と同じポジションのデイヴィッド・ターンブルが2得点を挙げたことで「土曜日はターンブルの活躍でうまくいった。ハタテのことを考えて試合を後にした者はほとんどいなかった」と振り返っており、「ハタテがステップアップし、ロジャーズのプランに無理矢理でも戻ってくることもあるだろう」と今後のスタメン復帰の可能性も示唆している。

 その上で同メディアは、次節以降を「レオ・ハタテとセルティックにとって興味深い数週間」と見通しており、チーム内での旗手の処遇に注目すべきと主張。トピックの中では旗手が出場機会を増やすことの他にも、「彼がこの夏に移籍し、クラブに巨額の利益をもたらすという選択肢もある」と指摘した。

 旗手にはシーズンオフに、サウジアラビアリーグクラブからのオファーがあったとも報じられ、現在も移籍の噂が消えていない。今回のスタメン落ちが今後の移籍にも繋がる可能性があると同メディアは見込みを述べている。

 そして今回のトピックは「日曜日のアバディーン戦、彼は監督のプランに復帰するのだろうか?それとも、カウンティ戦と同じ中盤でスタートするのか?注目の一人だ」と記し、締め括られている。

 昨シーズン大きな飛躍を遂げ、今年の6月には日本代表にも復帰した旗手。新指揮官との関係も含め、クラブ内での序列に変化が見られるのか、今後の起用法が注目される。

構成●THE DIGEST編集部
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