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海外サッカー

「ウイングの魔法使い」英紙がブライトンのキーマンに三笘薫を選定! 専門メディアも「衝撃を持続する」と期待

THE DIGEST編集部

2023.08.10

2年目のプレミアリーグで三笘はどんな活躍を見せるのか。(C)Getty Images

2年目のプレミアリーグで三笘はどんな活躍を見せるのか。(C)Getty Images

 今週末に2023-24シーズンが開幕するプレミアリーグ、三笘薫が所属するブライトンは8月12日にルートンとの初陣に臨む。

 昨季、旋風を巻き起こして6位に入り、今季はクラブ史上初の欧州カップ戦(ヨーロッパリーグ=EL)に挑戦する「シーガルズ」。プレミアリーグ公式サイトもこの中堅クラブの偉業を称え、この中でリーグCEOのリチャード・マスターズ氏は「ブライトンの躍進は素晴らしいサクセスストーリーだ」と賛辞を贈った。

 また、「同クラブは2022-23シーズン、6億ポンド(約1100億円)の経済的利益を地元に提供し、2000人以上の雇用をサポートした。そして今季は、EL出場による海外遠征で8000万ポンド(約146億円)の経済効果がもたらされると予測され、またブライトンには試合観戦のために世界中から5万人の観光客が訪れることが見込まれる」と、このクラブが地元に多大な貢献を果たしたことを同メディアは紹介している。

 このようにピッチの内外で素晴らしい結果を残したことで、「優良クラブ」として一躍世界中の注目の存在となったブライトンだが、未知の部分が多い新シーズン、彼らがいかなる戦いを繰り広げていくのかが興味深い。
 
 現地メディアは開幕目前の現在、日刊紙『Daily Mail』は、「前任者グレアム・ポッターが基盤を築いたチームに、ロベルト・デ・ゼルビ監督はスピードを加え、手強い集団に仕立て上げた。CBのビルドアップからわずか数秒で相手を突き崩す圧倒的な攻撃力により、ブライトンはEL出場権を獲得した」と昨季を振り返り、続けて新シーズンに言及した。

「今夏、彼らは新たな選手を獲得した。その中では、ジョアン・ペドロ、ジェームズ・ミルナー、バルト・フェルブルッヘン、マフムド・ダフードが特に注目される。アレクシス・マク・アリステルとロバート・サンチェスは、それぞれリバプールとチェルシーに移籍し、モイセス・カイセドにもチェルシー行きの可能性があるが、彼の将来がどうであれ、アメックス・スタジアムには楽観的なムードが広がっている」

「ブライトンにとっての今季の成功とは、昨季の成果を繰り返すことである。今や、強豪クラブの仲間入りを果たした彼らにとっては、当然のことだ。マク・アリステルのようなプレーメーカーと9番(ストライカー)が不足しているという懸念はあるが、チームにはこれを補う要素が十分にある。新加入のペドロは、チームにインスピレーションを与えるだろう」
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