8月13日、イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督が電撃辞任した。FIGC(イタリア・サッカー連盟)は、「8月12日にマンチーニから辞任の申し出があり、それを了承した」という声明を発表している。
【動画】EUROを制したイタリア代表の記念ムービー!
2018年5月にイタリア代表監督に就任したマンチーニ監督は、2018年10月から2021年10月にかけて37戦無敗という代表チームの世界記録を樹立。その期間に開催された2021年のEUROで、1968年以来2度目の優勝を母国にもたらした。ところが、2022年3月に行なわれたカタール・ワールドカップ予選のプレーオフで敗退。イタリア代表は2大会連続でW杯を逃してしまった。
この時、辞任を促す世論の声があったものの、マンチーニは続投を決意。EURO2024と2026年W杯の本大会出場と上位進出を目指して強化を進め、2023年のUEFAネーションズリーグでは3位と好成績を収めていた。そして23年9月に予定されているEURO2024予選を約1か月後に控えたタイミングで、辞任を表明したのだ。
9月10日にEURO2024予選の試合があるため、監督選びは急務の状況だ。FIGCは「数日以内に発表する」と声明を出しているが、早速イタリアの各メディアは後任人事の予想を展開している。
『Gazzetta dello Sport』紙など、イタリアのさまざまなメディアが有力候補としているのが、54歳のアントニオ・コンテと、64歳のルチャーノ・スパレッティの2人だ。
コンテはユベントスでセリエAを3連覇(2011~14年)した後、2014年にイタリア代表監督に就任。EURO2016でチームをベスト8に導き、その後のチェルシーでは2016ー17シーズンにプレミアリーグ優勝を果たした。2019年から2年間はインテル・ミラノで監督を務め、1年目にセリエAで2位となり、2年目にはセリエA優勝を果たしている。23年3月にトッテナム・ホットスパーの監督を退任してからは、フリーの状況になっている。
もうひとりは、2022ー23シーズンにナポリを率いて33年ぶりのスクデットを獲得したスパレッティだ。ナポリをセリエA優勝に導いた後、「1年間の休息をとる」と語って退任した経緯があるが、各メディアはイタリア代表のために現場復帰する可能性があると記している。
この2人を有力候補としながら、ジェンナーロ・ガットゥーゾ(元バレンシア監督)、ファビオ・カンナバーロ(元ベネベント監督)、ダニエレ・デ・ロッシ(元スパル監督)、ファビオ・グロッソ(前フロジノーネ監督)といった2006年ドイツW杯を制したイタリア代表メンバーを、可能性がある候補者とするメディアもあった。
さまざまな名前がメディアを賑わせているが、はたして次のイタリア代表監督は誰になるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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『Gazzetta dello Sport』紙など、イタリアのさまざまなメディアが有力候補としているのが、54歳のアントニオ・コンテと、64歳のルチャーノ・スパレッティの2人だ。
コンテはユベントスでセリエAを3連覇(2011~14年)した後、2014年にイタリア代表監督に就任。EURO2016でチームをベスト8に導き、その後のチェルシーでは2016ー17シーズンにプレミアリーグ優勝を果たした。2019年から2年間はインテル・ミラノで監督を務め、1年目にセリエAで2位となり、2年目にはセリエA優勝を果たしている。23年3月にトッテナム・ホットスパーの監督を退任してからは、フリーの状況になっている。
もうひとりは、2022ー23シーズンにナポリを率いて33年ぶりのスクデットを獲得したスパレッティだ。ナポリをセリエA優勝に導いた後、「1年間の休息をとる」と語って退任した経緯があるが、各メディアはイタリア代表のために現場復帰する可能性があると記している。
この2人を有力候補としながら、ジェンナーロ・ガットゥーゾ(元バレンシア監督)、ファビオ・カンナバーロ(元ベネベント監督)、ダニエレ・デ・ロッシ(元スパル監督)、ファビオ・グロッソ(前フロジノーネ監督)といった2006年ドイツW杯を制したイタリア代表メンバーを、可能性がある候補者とするメディアもあった。
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