現地８月５日、吉田麻也がMLS（メジャーリーグ・サッカー）のLAギャラクシーへの入団が発表された。現地でも吉田加入のインパクトは小さくなく、さっそく同じロサンゼルスを本拠地とするロサンゼルス・エンジェルスの始球式にも招かれるなど、競技の枠を超えて名前が広まりつつある。

【動画】MLBエンジェルスの始球式に吉田が登場！

　そんななか、MLS公式サイトが吉田の特集記事を８月12日に配信。「昨年の冬、マヤ・ヨシダはスリリングなワールドカップで日本代表のキャプテンを務めた。グループリーグでは優勝候補のドイツとスペインを破っている」と、昨年のカタール・ワールドカップでの奮闘ぶりを紹介した。

　さらに「ヨシダはプレミアリーグ、セリエA、ブンデスリーガで合計255試合に出場している」とキャリアの豊富さに言及し、新天地にLAギャラクシーを選択したことについては、「勝利の歴史と野心を持ったクラブを選ぶのは理にかなっている」と表現している。
  　また、チームのディフェンスラインに国際レベルの経験を持つ選手が少ないため（ウルグアイ代表のマルティン・カセレスは長期離脱中）、新戦力の吉田をチームのキーマンとして「これまでの経験とリーダーシップで、守備を安定させるはずだ」と期待を寄せた。

　現在、MLSはシーズン真っ只中で、LAギャラクシーは西地区14チーム中13位。はたして吉田は豊富な経験を活かして守備を安定させ、下位に低迷するチームを浮上させることができるか。

構成●THE DIGEST編集部

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