リオネル・メッシのゴールラッシュが止まらない。

　現地時間８月15日、インテル・マイアミはリーグスカップの準決勝でフィラデルフィア・ユニオンと対戦。４－１の勝利を収め、決勝進出を決めた。

　この一戦でチームの２点目を決めたのは、またしてもメッシだった。新天地デビューを飾ったクルス・アスール戦の劇的な同点FKを皮切りに、５試合連続８ゴールを挙げていた背番号10は、１－０で迎えた20分、低弾道のミドルをゴール右隅に叩き込んだ。

　敵陣のセンターサークル付近でボールを受けたメッシは、左足で二度ボールをつつくと、ゴールまでまだ30メートル以上はあるだろうという位置で、早くもシュート体勢に。利き足から放たれた地を這うようなコントロールショットは、ふたりのDFの間をすり抜け、GKの指先をかすめるようにして右のサイドネットに突き刺さった。
  　６試合連続の９ゴール目。アメリカに渡って以降、まさに無双状態を維持しているメッシだが、MLSスペイン語版が公式X（旧Twitter）に公開したゴール動画には、「これぞゴラッソ！」「スパイダーマン、バットマン、スーパーマン、すべてのスーパーヒーローが一度に登場したようだ！」、「彼がやることはすべて常軌を逸している」、「メッシのキャリア史上最長距離のゴールじゃないか？」と、世界中のファンから称賛と驚きの声が寄せられている。

　現地時間８月19日に実施されるリーグスカップ決勝の相手は、準決勝でメキシコの強豪モンテレイを２－０で退けたMLSのナッシュビルSC。メッシはファイナルでもゴールを決め、インテル・マイアミに初タイトルをもたらせるか。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】６戦連発！　移籍後９ゴール目はメッシにしては珍しい“長距離弾”！

【動画】これぞ神技！メッシの同点FKをチェック！

【動画】オーランド・シティ戦のメッシの神プレーをハイライトでチェック！