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海外サッカー

絶好調のメッシを母国サッカー協会が「別の銀河」「超常現象」と表現! 英メディアは8度目のバロンドールに期待!!

THE DIGEST編集部

2023.08.11

4試合・7ゴールと絶好調のメッシ。(C)Getty Images

4試合・7ゴールと絶好調のメッシ。(C)Getty Images

 今夏、初めて欧州を離れてMLSのインテル・マイアミに加入したリオネル・メッシは、新天地ではデビュー戦から続けてゴールを重ね、3戦連続の2ゴールを含む4試合・7得点と期待どおりの活躍を見せている。

 現地時間8月6日に行なわれたリーグスカップのラウンド16、FCダラス戦に先発出場したメッシは、開始6分にバルセロナ時代の同僚ジョルディ・アルバからのマイナスのクロスを受け、ダイレクトでゴール左隅に突き刺して先制点を挙げると、点の取り合いとなった一戦で、1点ビハインドで迎えた85分、好位置でのFKを鮮やかに決めて4-4の同点とし、その後のPK戦でも1番手として確実に決めて、チームを準々決勝に導いた。

 自身のSNSで「最後の瞬間まで戦い、最後にまた勝利を収めた!」と喜びを表わした36歳のスーパースターのいきなりの活躍は、アメリカのサッカーファンたちの度肝を抜き、本来は40ドル(約5800円)のチケットが1000ドル(約15万円)以上で転売サイトに出品されたように、同国では空前のメッシ・ブームを巻き起こっている。そしてこれには、メッシの母国であるアルゼンチンも強く反応したようだ。
 
 アルゼンチン・サッカー協会(AFA)のクラウディオ・タピア会長がFCダラス戦の後にSNSで共有した動画は、メッシを宇宙人に見立てたもので、インテル・マイアミでのスーパープレーを公開しながら、「アメリカでは宇宙人が見られるそうだ」「確かに、人々は彼が93分にFKを決めるのを見た。それらのシュートは別の銀河からのものであり、超常現象だ」とのナレーションと字幕が組み込まれている。

 さらには、「アメリカでは、宇宙人のTシャツが売れている。分からない、まるでアメリカ人は彼を見たことがなかったかのようだ。あるいは、我々が宇宙人に慣れてしまっているのだろうか? 我が国は、別の惑星からやって来たに違いない」とジョークまじりのナレーションの後、カタール・ワールドカップでのメッシの雄姿で動画は締められた。

 その個人技でチーム力を劇的に上昇させ、さらに旧友のジョルディやセルヒオ・ブスケッツとはもちろん、他のチームメイトとの連係も試合ごとに高まっていることは、ヘラルド・マルティーノ監督やオーナーのデイビッド・ベッカムらクラブ首脳陣を喜ばせているが、同時に、対戦相手にも喜びを与えているのが、メッシのさらに凄い点だろう。
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